焼鳥屋『鳥貴族』が大胆な環境プロジェクトに参加、国産SAF製造に向けて廃油を提供

焼鳥屋『鳥貴族』が廃油をSAFに：環境への新たな挑戦

株式会社エターナルホスピタリティジャパンが中心となり、複数の企業と手を組んで新たな環境プロジェクトに着手しました。これにより、廃食用油が航空業界の持続可能な発展に寄与することを目指しています。

プロジェクトの背景と目的

このプロジェクトは、日本国内で生産される持続可能な航空燃料（SAF）の原料として、焼鳥屋「鳥貴族」で使用した廃食用油を活用することが中心となっています。具体的には、エターナルホスピタリティグループの運営する338店舗から出る廃油が対象です。この廃油を引き取るのが、株式会社レボインターナショナルです。

SAFFAIRE SKY ENERGYという新会社が、2025年からこの廃油を原料にSAFを製造・供給する予定です。この取り組みは、航空業界の脱炭素化に大きく貢献する可能性を秘めています。

『鳥貴族』のローカルな取り組み

『鳥貴族』は、1985年の設立以来、日本国内で焼鳥屋チェーンとして事業を展開してきました。低価格でおいしい焼鳥を提供し、現在は全国に661店舗を構えています。特に関西エリアが中心ですが、その人気は全国に広がっています。

2005年からの国産食材へのシフトと、「国産国消への挑戦」を掲げることで、地域経済にも寄与しています。これにより、焼鳥をお楽しみいただくお客様にも、持続可能な選択肢を提供していくことが可能です。