札幌のAOAO SAPPOROが動物園条例準認定施設に登録！

AOAO SAPPOROが札幌市動物園条例準認定施設に登録

札幌の狸小路に位置する都市型水族館『AOAO SAPPORO』が、2025年3月5日（水）に札幌市が掲げる「さっぽろの動物園ステップアップ制度」の準認定施設に登録されたことを発表しました。これにより、AOAO SAPPOROは動物福祉や生物多様性の保全において、札幌市と一緒により良い環境を目指して取り組む姿勢が示されました。

AOAO SAPPOROの理念

開業からわずか2年でのこの栄誉は、飼育管理の厳格な実施やデータ管理の向上など、施設が取り組んできた数々の努力の結果です。具体的には、飼育日誌のデジタル化やトレーサビリティの確保、リスク管理の徹底、定期的な勉強会の開催が評価され、この認定に至りました。

「さっぽろの動物園ステップアップ制度」は、2022年6月に施行された「札幌市動物園条例」に基づくもので、札幌円山動物園を除く市内の動物園や水族館が対象です。この制度は、より高い飼育環境や福祉基準を目指す企業にとって、大きな意義を持つものであることは間違いありません。

AOAO SAPPOROの歩み

AOAO SAPPOROの沿革を振り返ると、2021年5月には開業準備室が設置され、2022年10月にはおたる水族館との連携を開始しました。そして、2023年7月に開業すると、2024年5月には公益社団法人日本動物園水族館協会（JAZA）に加盟するなど、その進展は目覚ましいものがあります。さらに2024年8月には「北海道産いきもの保全プロジェクト」へ参加の決定もされ、2025年には「さっぽろの動物園ステップアップ制度」の準認定施設としての地位を確立しました。

このように、AOAO SAPPOROは常に新しい挑戦を続け、地域に根付いた水族館の理念を持ちながら、様々なプロジェクトに積極的に参加しています。