髙梨沙羅の「デコ活」宣言ブース、脱炭素プロジェクトが札幌で大成功！

2025年1月19日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場にて、スキージャンプのトップ選手、髙梨沙羅による「JUMP for The Earth PROJECT」が実施されました。このプロジェクトは、自然環境を守るために脱炭素への取り組みを促進することを目指しています。

「デコ活」とは？

「デコ活」は、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、環境に優しいライフスタイルの実践を促す内容です。「脱炭素」と「エコ」を組み合わせた新しい言葉であり、家庭や地域でできる具体的なアクションを提案しています。

FIS女子ジャンプワールドカップ2025札幌大会に設置された「デコ活宣言ブース」では、来場者が「あなたのデコ活は？」というテーマでメッセージを書き込むことができました。約200名の観客が参加し、「公共交通の利用」「物を大事にする」「暖房の設定を1℃下げる」など、さまざまなアイデアが寄せられました。

環境を守る集い

参加者が書いたメッセージは、大きなボードに掲示され、全体で約24kgのCO2削減につながりました。さらに、マイボトルを持参した方々には、自家製の温かい煎茶や、北海道産のオニオンスープが無料で提供され、使い捨てペットボトルを減らす取り組みにもつながりました。このように、楽しく環境に配慮した行動が促進され、参加者同士の交流も生まれました。

髙梨沙羅も競技を終えた後に「デコ活宣言ブース」を訪れ、多くのメッセージに感銘を受け、参加者たちに感謝の意を表しました。

髙梨沙羅の思い

「JUMP for The Earth PROJECT」を運営する髙梨沙羅は、自身の活動を通じて環境問題に対する意識を広める重要性を再認識したと語ります。特に、海外では再生可能エネルギーを利用した交通機関が普及しており、そうした取り組みを日本でも広げたいと考えています。

さらに、スキージャンプの経験から、雪不足がもたらす影響を現実に体験してきた髙梨は、再生可能エネルギーで支えられた競技環境の実現を目指しています。

次世代へつなげる

このプロジェクトは、次世代に美しい雪山とスノースポーツの魅力を伝えていくための継続的な取り組みとして、さまざまなアクションを展開していきます。気候変動についてのコンテンツ発信や、雪山を守るためのイベント開催など、環境を大切にする活動が期待されています。

髙梨沙羅が提唱する「JUMP for The Earth PROJECT」は、公式サイトでも情報が公開されています。今後の展開にご注目ください。公式サイト: JUMP for The Earth PROJECT