国立アイヌ民族博物館 特別展示が大盛況
国立アイヌ民族博物館で開催中の第10回特別展示、「開館5周年記念ウィーン万国博覧会とアイヌ・コレクション」が大きな注目を集めています。本展は、7月5日から11月16日までの期間で、すでに多くの来場者を迎え、なんとその数は5万人を突破しました。
この特別展示は、約150年振りに北海道に里帰りしたドイツ・ベルリンのアイヌ・コレクションを中心に構成されています。近代化と国際化の象徴とも言えるウィーン万博を背景に、アイヌ文化や関連する歴史的な物件を詳しく紹介しています。
5万人目の来場者とその感想
記念すべき5万人目の来場者となったのは、北海道札幌市から訪れた利光さん親子。展示を見た感想を「とても素敵な展示でした」と語り、嬉しそうに記念品を受け取られました。特別展示の豊富なコンテンツを楽しんでいただけたようです。来場者には、特製の図録やオリジナルグッズも贈呈され、記念となる一日となったことでしょう。
展示の見どころ
「開館5周年記念ウィーン万国博覧会とアイヌ・コレクション」では、海外から持ち帰った貴重なコレクションが一堂に会し、時代背景に迫れる貴重な機会です。特に来場者からは「海外で保管されていたものを見る機会は貴重だ」との声も寄せられ、展示の意義を承認しています。また、自身の知見が広がることで、新たな体験として訪れる魅力が増しています。
ミュージアムショップでの購入品
展示を楽しんだ後は、ミュージアムショップにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。展示資料からインスパイアされたオリジナルグッズが並び、思い出に残るお土産選びも楽しめます。特に、ウィーン万博関連のアイテムは、この特別展だからこそ手に入れることができる貴重なものです。
開催概要とアクセス情報
- - 展示会名称: 第10回特別展示「開館5周年記念ウィーン万国博覧会とアイヌ・コレクション」
- - 会場: 国立アイヌ民族博物館特別展示室(北海道白老郡白老町若草町2-3-1)
- - 会期: 2025年7月5日(土)~11月16日(日)
- - 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
この特別展示は、多様な文化に触れる貴重な機会ですので、皆さまぜひ足を運んでいただき、その目でアイヌ文化の魅力を体感してください。観覧は特別展示観覧無料で、国立アイヌ民族博物館への入館にはウポポイの入場料が必要となります。なお、これを機会にアイヌ文化に触れ、前代未聞の歴史的展示を満喫しましょう。