都市型養蜂を体験!あいプランのミツバチ研究会
株式会社あいプラン(札幌市)は、2025年7月31日(木)に社内向けのイベント「ミツバチ研究会」を行いました。このイベントは、NPO法人サッポロ・ミツバチ・プロジェクト(通称:さっぱち)と協力し、社員とその家族を対象にミツバチとのふれあいを通じて、環境への理解と社内交流を促進することを目的で設計されました。
イベントの趣旨
「ミツバチ研究会」の開催は、あいプランが法人会員として参加しているさっぱちの活動を広く社内に発信する良い機会となりました。また、都市部における養蜂の意義や、サステナビリティ活動への理解を深めることを狙いとしています。このイベントは、社員同士の交流を促進し、異なる部署の垣根を越えた絆を育むことも意識されています。
イベントの詳細
当日は、あいプラングループの様々な部署から6名の社員と4名の小学生が参加し、合計10名で「ミツバチ研究会」が実施されました。イベントは二部構成となっており、前半では誠心堂本店屋上に設置された養蜂箱を観察しました。参加者はさっぱちのスタッフから、ミツバチの生態や蜂蜜の採取方法について解説を受け、巣箱の観察や、遠心分離機を使っての蜂蜜絞り体験を行いました。採れたての巣蜜を試食した瞬間、大人たちからも「甘い!」という驚きの声が挙がりました。普段は味わえない至福の瞬間に、参加者は感動を覚えました。最初はミツバチを恐れていた子どもたちも、針のないオスバチを手に乗せることでその生態への興味が膨らむ様子が見られました。
後半はあいプラン本社に場を移し、ミツバチに関する座学を実施しました。講義はクイズ形式で進められ、子どもたちにも分かりやすく作られていましたが、中には大人でも悩むような問題も出題され、場内は笑いが生まれるなど楽しい雰囲気に包まれました。さらに座学の一貫として、異なる採蜜時期に収穫された二種類の蜂蜜を食べ比べる体験も行いました。この日は、6月19日に採取された蜂蜜と、7月10日に採取された蜂蜜の違いをじっくり味わい、季節による風味の違いを実感しました。イベントの最後には、参加者全員にその日の新鮮な蜂蜜が配られ、喜ばれるシーンが見受けられました。
参加者の感想
参加した子どもたちからは、「ハチを近くで見ることができて嬉しかった」「蜂蜜の作り方を知れてよかった」といったポジティブな声が届きました。社員からも、「採れたての巣蜜を味わえてとても良かった」「子どもが楽しんでいて良かった」という感想が多く上がり、今後の親子参加型イベントへの期待が膨らみました。参加した子どもたちの絵も訪問者に披露され、イベントの楽しさを感じさせました。
今後の展望
都市型養蜂は、新たな環境活動の形として、都市緑化や地域生態系との共存を促進します。あいプランでは、こうした活動を通じて地域社会とのつながりをより深め、社内外に向けて持続可能な価値の創造を続けていきます。
サポートするNPO法人のご紹介
サッポロ・ミツバチ・プロジェクトは、ミツバチとの交流を通じて、都市部の環境保全と魅力の創出を目指し活動しています。札幌のビルの屋上に巣箱を設置し、地域環境を守るための市民活動や環境教育を提供しています。
NPOの公式情報は以下をご覧ください。
会社概要
株式会社あいプラン
1963年に創立し、札幌市を拠点に結婚式や葬儀など、人生のセレモニーに関するサービスを広げています。詳細は以下をご覧ください。
今後もあいプランは地域との共創を大切にし、さらなるサステナブルな取り組みを推進していきます。