大創産業、初のアメリカ出店で日本の高品質商品を紹介
大創産業が、イリノイ州シカゴ郊外のOswego Commonsにて、2025年2月8日に「Standard Products by DAISO」のアメリカ第一号店をオープンします。この新たな店舗は、DAISOとStandard Productsの複合店舗としての意味を持ち、アメリカ市場への本格的な進出を象徴します。
Oswego Commons店の特徴
Oswego Commonsは、大型スーパーやホームセンター、飲食店が集まる広大なショッピングセンターです。新たにオープンするStandard Products店では、食器・タオル・インテリア雑貨・服飾雑貨など、約1,600種類の商品を取り揃え、価格は1.75ドルから12.25ドルと幅広いラインナップを展開します。
特に注目すべきは、岐阜県関市で作られた包丁や新潟県燕市のカトラリーなど、日本各地の伝統工芸を活かした商品が並ぶ点です。「Standard Products」は“ちょっといいのが、ずっといい。”をコンセプトにしており、シンプルで洗練されたデザインの生活雑貨を提供しています。各コーナーでは、商品のストーリーや地域の職人の技術にも焦点を当て、訪れる人々に日本の魅力を伝えます。
グローバル戦略の一環
大創産業は、北米をグローバル戦略の重要な拠点と位置づけており、現在のDAISO店舗数は2024年末を見据え171店舗に達する予定です。今後も国内外でDAISOとStandard Productsの出店を進めることで、さらなる市場拡大を目指します。
「Standard Products」は2021年に東京の渋谷から誕生し、この度のアメリカ初出店を含め、海外ではすでに10店舗を展開しています。シンガポール、台湾、オーストラリアに続く新たな市場で、日本の品質やデザインがどのように受け入れられるのか注目です。
店舗概要
Oswego Commons店は、DAISOが約149.4坪、Standard Productsが約74.2坪の売場を持ち、営業時間は月~土曜の9時から21時、日曜は10時から20時まで営業します。サンクスギビングデーやクリスマスは休業日となります。所在地は「3040 US Highway 34, Suite 005, Oswego, IL 60543」となっています。
まとめ
日本の生活雑貨の魅力をアメリカで発信する大創産業の取り組みは、多くの人々に新たな価値を提供することでしょう。現地の人々が、個性豊かで高品質な「Standard Products」を通じて日本文化に触れられることが期待されています。これからの展開に目が離せません!