重度障がい児とアーティストの協働「ONEART」参加アーティスト募集

重度障がい児とアーティストが共創する「ONEART」プロジェクト

一般財団法人ゆめいくは、重度障がいを持つ子どもたちとアーティストが協働し、ユニークなアートを生み出すプロジェクト「ONEART（ワンアート）」の参加アーティストを募集しています。このプロジェクトの目的は、アートを通じて障がいに対する理解を深め、子どもたちの表現力を引き出すことです。アートには障がいがなく、誰もがその表現を楽しむ権利があります。

ONEARTプロジェクトの背景

「ONEART」は2016年に始まったアートプロジェクトで、重度障がいを持つ子どもたちから発信された作品をプロのアーティストが受け取り、完成させるという手法に特徴があります。子どもたちが手や身体を使って描いた「線」や「色」をアーティストが丁寧に形にし、完成した作品は全国各地で行われる展覧会で公開されます。その後、企業や個人によるレンタルや購入が行われ、得られた収益の一部は、作品を描いた子どもたちの家庭へ奨学金として届く仕組みです。

これまでに、30名以上のアーティストがこのプロジェクトに参加し、全国の福祉施設やデイサービスと連携してきました。アートを通じて、重度障がいを持つ子どもたちの能力を引き出し、多くの人々にその魅力を伝えています。

募集要項

募集対象

- 障害児アートとの協働に興味を持つアーティスト
- 平面作品（絵画・イラスト・グラフィックアートなど）を手掛ける方

応募方法

応募は専用フォームから行います。以下のリンクをクリックし、必要事項を入力してください。
応募フォームはこちら

募集期間

随時

参加条件

- 展示や広報利用への同意
- 収益分配に関する合意（レンタル料の20%）

活動内容

ONEARTの制作は、障がいのある子どもたちが描いた絵を基に進められます。原則として作品はA3サイズで制作され、制作期間は約2〜3週間を予定しています。制作に関する連絡や調整はすべてゆめいく事務局を通じて行われ、子ども本人との直接のやりとりはありません。

完成した作品は、展覧会やレンタル展示で発表され、多くの人々に見てもらう機会が設けられます。