三井物産デジタル・アセットマネジメントが北海道支社を開設し地域経済の活性化を目指す

三井物産デジタル・アセットマネジメントが北海道で新たな拠点を開設

三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社は、北海道札幌市に新たに北海道支社を開設しました。この新しい拠点は、同社にとって東京本社を除く国内で4拠点目になります。また、地域密着型の資産運用を行う北海道アセットマネジメント株式会社と協力することが発表され、地域経済の発展に向けた一歩を踏み出しました。

北海道支社の役割

新設された北海道支社は、北海道の企業や不動産関連のアセットマネージャーと連携し、地域の資産を活用したデジタル証券の組成を進めていきます。この取り組みを通じて、地域に根ざした投資機会の提供を目指し、投資家に多様な資産運用の選択肢を広げることを期待しています。また、札幌市はGX金融・資産運用特区に指定されており、支社の開設は札幌市が目指す「アジア・世界の金融センター」の実現にも寄与するでしょう。

北海道アセットマネジメントとの連携

北海道アセットマネジメント株式会社は、地域特化型の私募リート「北海道リート」を運用しています。道内有力19社のスポンサー体制を背景に、地域不動産の価値向上や投資収益の循環を促進しています。三井物産デジタル・アセットマネジメントは、この連携を通じてデジタル証券サービス「ALTERNA」を活用し、地域性に根ざした安定した資産形成の機会を提供する方針を示しています。

道新資産運用フェアへの出展

三井物産デジタル・アセットマネジメントは、2025年11月29日と30日に札幌で開催される第8回道新資産運用フェアに出展します。ここでは、デジタル証券の概要やオルタナのサービスについて解説するセミナーを開催予定で、来場者には特典も用意されるとのことです。会場はグランドメルキュール札幌大通公園で、札幌市営地下鉄東西線の「西11丁目駅」から徒歩3分の距離です。

ALTERNA（オルタナ）とは

オルタナは、個人投資家向けの資産運用サービスで、都心の大型不動産や物流施設、発電所などに対する投資機会を提供します。デジタル証券を活用することで、今まで機関投資家に限られていたさまざまな安定した資産への投資を可能にし、投資家に新しい選択肢を届けます。資産運用の新しいスタイルを提供することで、「貯蓄から投資へ」の流れを促進しているのです。