企業版ふるさと納税で浦幌町の農業未来を支えるインフォマートの挑戦

株式会社インフォマート（本社：東京都港区）が、北海道浦幌町へ企業版ふるさと納税を実施しました。この寄附は、浦幌町が進める「農業インターン事業」に活用され、地域内での若者の定住促進や農業の担い手育成を支援するものです。私たちの食や農業を支える次世代を育てるため、インフォマートはどのように貢献しているのでしょうか。

インフォマートの取り組み背景

浦幌町は、地域の持続可能な発展を目指し、安定した雇用や人口関係の創出といった目標を設定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を掲げています。この施策の一環として、2023年から大学生を対象とした農業インターンシップを導入し、広く食や農業に対する理解を深めると共に人材育成が進められています。

インフォマート社は、このような取り組みに共感し、寄附を通じて支援を行っています。寄附金は「浦幌町農業インターン事業」に使われ、約50名の若者が今年だけでこの事業に参加。参加者のうち33名が再び浦幌町を訪れるなど、地域への関心が高まっている様子です。

このような活動を行う背景には、インフォマートが持つ企業間取引に関する豊富な経験があります。デジタル化により、商談や業務が効率化され、フード業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）が加速しています。また、浦幌町とのつながりを強化する一環として、リジェネラティブ農業の支援にも取り組んでいます。

浦幌町とインフォマートの相互支援

浦幌町が培ってきた持続可能な農業のノウハウに触れ、インフォマートは地元の農業育成において更なる役割を果たすべく、農業インターンシップを支援しています。リジェネラティブ農業とは、環境再生を図る農業手法で、浦幌町はこの取り組みを進めていくことで、さらなる農業市場の発展を目指しています。

また、インフォマートは、企業のデジタル化を通じて地域のビジネスパーソンの生産性向上も目指しています。札幌営業所を開設し、地域の皆さんと共に切磋琢磨しながら発展する道を選択しました。