世界的受賞ベーカリー
2025-06-13 15:32:34

北海道最北端のベーカリーが世界最高峰デザイン賞で栄冠獲得!

北のはしベーカリー、世界的なデザイン賞での快挙



北海道の最北端、稚内市にある「北のはしベーカリー」が、国際的なデザインアワード『D&AD Awards 2025』において、新ブランドアイデンティティのロゴ部門で銅賞相当のWood Pencilを受賞しました。この快挙は、スモールマーケットが評価されることが稀な中で生まれたもので、北海道から発信されるローカルブランドの誇りを引き立てるニュースです。

世界に挑戦する地域ブランド



「北のはしベーカリー」は、相沢食料百貨店が運営するローカルなベーカリーブランド。1962年に創設されたD&AD Awardsは、世界中の広告、デザイン、デジタル分野を代表するクリエイターが審査を行い、その権威は計り知れません。2025年度の応募数は、86か国から11,689点以上に上り、ロゴ部門での受賞は特に価値があります。

大手企業が圧倒的に多い中、小さなローカルブランドがこのような国際的な賞を獲得することは非常に稀であり、特に北海道初の快挙として注目を集めています。「北のはしベーカリー」は、既にニューヨークADC 104th Annual AwardsでもSilver Cube(Branding System部門)を受賞しており、今回の受賞で世界二冠を達成しました。

デザインに込められた想い



「北のはしベーカリー」のロゴデザインは、稚内の風、麦、海を一本のラインで結ぶアイデアが基盤となっています。また、活版印刷などのクラフト感が重視されており、非常に評価されています。このロゴには、クリエイティブディレクターの鎌田順也氏が「北のはし」という親しみやすいネーミングと、北海道地図の先端部分を象ったマークの造形によるチャーミングさが詰まっています。

鎌田氏は受賞の際、「デザインで最もこだわったポイントは2つ。ひとつはネーミング、もうひとつはマークの造形です。このデザインが地域を引っ張る存在になるよう、大切に育てていきたい」とコメントしています。このように、デザインには地域に根ざした想いが色濃く反映されています。

北のはしベーカリーの特長



「北のはしベーカリー」は、無添加で長時間発酵させた食パン「北のはし食パン」を中心に、地域に寄り添ったパンづくりを行っています。ここで生まれたパンは、毎日安心して食べられる“食事パン”をテーマにしており、今後は地域全体を巻き込んだ活動が期待されます。

相沢食料百貨店は、1923年創業の100年続くローカルスーパーマーケットで、身体に優しい商品の企画・販売に力を入れています。「これからの食のあたりまえをつくる」ことを目指して、地域と共に歩む姿勢は多くの人々に支持されています。

今回の受賞は、地域の皆さまのサポートなしには成し得なかったと強調しており、今後は稚内の魅力的な食文化を全国へ広める役割を果たすことが期待されています。

まとめ



「北のはしベーカリー」の受賞は、北海道から世界に響く重要なメッセージです。今後も、地域の生産者や事業者との結びつきを強化し、稚内の食文化を更に発展させていくことでしょう。この地で生まれる新たな可能性に、今後も期待が寄せられています。


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