苫小牧高専の講義
2026-01-23 14:20:27

苫小牧高専でサイバーセキュリティの出前授業が開催されました

苫小牧高専でサイバーセキュリティの出前授業が開催されました



2023年1月13日、北海道の苫小牧工業高等専門学校で「日本シーサート協議会 出前授業」が実施されました。この授業は、木更津工業高等専門学校と高知工業高等専門学校の協力のもと、サイバーセキュリティに関する重要な知識とスキルを学生に伝えるために行われました。

出前授業の概要



今回の出前授業は、情報系の学生たち35名を対象に、CSIRT(Cyber Security Incident Response Team)の構築や演習を通して、サイバーセキュリティに関する実践的なスキルを学ぶことを目的として開催されました。授業には、現役のセキュリティエンジニア6名が講師として参加し、学生たちに対してCSIRTの構築方法や、セキュリティ技術者としての役割について教えました。

学生たちの学び



最初に行われた座学では、CSIRTの役割や組織間の情報連携についての講義が行われました。この講義では、技術だけでなく、人を教育することの重要性も強調され、学生たちはサイバーセキュリティの必要性を深く理解しました。

その後、参加者たちは、CSIRTを育てていくボードゲームに挑戦しました。このゲームは、人生ゲームのような形式で構成されており、プレイヤーは数年間にわたりチームを育成するシミュレーションを体験しました。特定のマスでセキュリティインシデントが発生したり、人事異動などのイベントが発生したりするなど、リアルな業務が反映された内容となっていました。学生たちは、このゲームを通じてセキュリティインシデントの実際の事例に触れ、興味深い感想を述べました。

車座でのディスカッション



最後に行われた車座では、現役のエンジニアたちが「社会人としての働き方」についての講義を行い、学生たちとの意見交換を行いました。学生たちは普段は聞けないような話を聞くことができ、特にインシデント対応についての具体的なアドバイスに大変興味を持っていました。多くの学生が「私たちもこういった現場で働けるようになりたい」と感じるきっかけとなりました。

教科書の寄贈



1月14日にはNCAからの人材育成ワーキンググループが編纂した「セキュリティエンジニアの教科書」が寄贈され、参加した高専の教師たちにも配布されました。これはサイバーセキュリティ教育の一環であり、今後の教育活動に大いに役立てられることでしょう。

学生の感想



授業を受けた学生からは、「CSIRTの役割を理解できた」「ゲーム形式で楽しく学べた」という感想が寄せられました。また、車座でのオープンなディスカッションが特に印象に残ったと多くの学生が語っていました。このような経験を通じて、学生たちは今後のキャリアに対する意識を高めることができました。

まとめ



苫小牧高専は、今後もK-SECを中心に、全国の国立高専でサイバーセキュリティ教育を推進していく予定です。この取り組みを通じて、次世代の技術者たちが育ち、サイバーセキュリティの重要性がより広く認識されることを願っています。高専教育の未来において、こうした活動は非常に重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

苫小牧工業高等専門学校の外観

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