札幌マラソン50周年へ向けたDNPのサステナブルな挑戦
今年2025年10月5日(日)、北海道の真駒内セキスイハイムスタジアムで開催される「第50回札幌マラソン」。北日本最大規模の市民マラソン大会として、多くの参加者が集まるこのイベントに、株式会社大日本印刷(DNP)がサステナブルパートナーとして協賛します。DNPは、環境への配慮と生活者の意識醸成を目指した取り組みを続け、持続可能な大会づくりに貢献していきます。
DNPの新しい取り組み
1. 給水スポットの運用支援サービス
DNPは、環境配慮型の「マイボトル・マイカップマラソン」を推進します。札幌マラソンでは、ステンレス製の給水用容器(ジャグ)が導入され、北海道コカ・コーラグループがその洗浄や管理を行います。これにより、参加者は個人のマイボトルやマイカップを利用し、紙コップごみを削減することが可能となります。この取り組みは、全国のマラソン大会における給水スポットの運用支援にもつながる予定です。
2. サステナブルパートナーの共創
DNPは、他のサステナブルパートナーと共創し、様々なプロダクト開発を進めています。特に、株式会社ゴールドウインとの連携により、環境に配慮した参加賞オリジナルTシャツを製作します。DNPは、そのオンデマンドプリント技術を活かし、必要なだけのシャツを効率的に作成し、環境負荷を低減します。また、着用者は大会当日に自分の名前やタイムをプリントできるカスタマイズサービスも受けられます。
3. 衣料の回収とリサイクル
今年もDNPは、会場に衣料回収専用ボックスを設置し、不要になった衣類を集めます。集められた衣類はリユースやリサイクルされ、短期間で廃棄物を減らすための取り組みの一環として活用されます。特に、株式会社JEPLANとの協力により、廃衣料から作ったトートバッグを「GREEN RUNNERS」への参加賞として提供します。
4. 札マラパークマルシェの企画・運営
「札マラパークマルシェ」は、ランナーや応援者、地域住民が一体となって参加できるイベントです。会場では、生ごみを分解し堆肥として活用する「スマートコンポスト」を導入し、エコ体験を提供します。また、地域産品の出展や衣類回収の取り組みを通じて、参加者の環境意識を高めることが狙いです。
第50回札幌マラソン 概要
- - 開催日時: 2025年10月5日(日)
- - 会場: 北海道札幌市 真駒内セキスイハイムスタジアム
- - 主管: 札幌マラソン実行委員会
- - 事務局: 一般財団法人札幌市スポーツ協会
今後の展望
DNPは、スポーツ振興とサステナブルなイベント運営に力を入れていく方針です。生活者参加型の環境配慮活動を通じて、地域社会の持続可能な発展を支援すると共に、環境問題への理解を深める機会を提供していきます。また、「ゼロカーボン北海道」や「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組みも並行して進められます。
このように、DNPのイニシアティブが札幌マラソンをより良いものにし、参加者や地域社会に貢献することが期待されています。未来を見据えたサステナブルな大会作りにご注目ください。