Green Ponta Action:寄付を通じた社会貢献の輪を広げる取り組み
株式会社ロイヤリティマーケティング(LM)は、共通ポイントサービス「Ponta」を運営し、2024年度の寄付金額として850万2円を社会貢献団体に寄付したことを発表しました。この取り組みの中で、特に注目したいのが「Green Ponta Action」です。このアプリは、日々の生活の中で子どもたちや高齢者、環境保護などに貢献する行動を促進し、ユーザーがその行動を通じて貯まったPontaポイントを寄付することができる仕組みを持っています。
寄付金額の内訳
2024年度の寄付の内訳は、全体の中で335万8,968円がユーザーのアクションによって発生したもので、昨年度と比較して130万円以上もの増加を記録しました。具体的には、公益財団法人日本財団や認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン等に対する寄付が行われ、特に「災害復興支援特別基金」や「次世代のための森づくりプロジェクト」に対するサポートが目立ちます。ユーザーは、寄付先の団体を自ら投票で選ぶこともでき、気軽に社会貢献活動に参加できる魅力があります。
Green Ponta Actionとは
「Green Ponta Action」は、日常生活の中にあるサステナブルなアクションを通じてポイントが得られるアプリです。「知る」「宣言する」「振り返る」「あるく」「すいみん」といった行動が、実際に数値として現れ、その成果が寄付に繋がります。このアプリは2021年にダウンロードされ、130万回を超えるユーザーが毎日利用しています。1日あたり11万人以上がこのアプリを通じて、SDGsに基づいたアクションに取り組んでいます。
ユーザーの参加しやすさを重視
LMは、会員数が1億人を超えるPontaサービスを活かし、誰でも参加しやすい社会貢献の形を広げています。特に注目すべきは、「みんなで応援プロジェクト」です。この機能では、ユーザーは1日1回、寄付先のプロジェクトを投票でき、得られたポイントや寄付金が投票した団体に届けられる仕組みが整っています。2024年4月から6月まで実施され、投票しなかった場合は「Pontaの森」や「国連を支える世界子ども未来会議」が寄付先となります。
北海道美幌町での植樹活動
また、LMは北海道美幌町での「Pontaの森」植樹活動にも力を入れています。一般社団法人more treesと連携し、2024年度までに4ヘクタールの植樹を行い、地域の環境保全にも寄与しています。このように、地域密着型の活動が進められることで、多くのユーザーが自らのアクションが実際の環境改善に繋がっていることを実感できるようになっています。
国際的な支援活動にも貢献
さらに、LMは「国連を支える世界こども未来会議」にも寄付を行い、世界中の子どもたちが集まってSDGsをテーマに意見交換する場を提供しています。これにより、国際的な視点からも社会貢献の輪が広がり、多くの人々が参加しやすい環境が整備されています。
まとめ
2024年度における「Green Ponta Action」の取り組みは、社会貢献をカジュアルに行えることを強調し、日常的なアクションを重視しています。生活者との共創で社会をより良くし、持続可能な未来に向けたアクションを促し続けることが、LMの目指す方向性です。ユーザーの皆さんが日々の生活の中で、小さなアクションを起こすことが、大きな変化を生む力となることを信じて、今後もこの活動を広げていくことでしょう。