新刊『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』が発刊
2025年7月29日、株式会社日本文芸社から新しい書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』が発売されます。監修は、街歩き研究家の和田哲氏が手がけており、旅行ガイドや観光DVDでは味わえない、北海道の深い魅力を伝えています。地元の人間も驚くような内容が盛りだくさんで、図解によってわかりやすく表現されています。
地元民の間で絶大な人気を誇る「オスのシシャモ」
本書の中でも特に注目されているのが、地元民から絶大なる支持を受けている「オスのシシャモ」です。一般的にはシシャモのメスが人気ですが、オスのシシャモはその豊かな風味から、特にご飯との相性が抜群。外部の人にはあまり知られていないので、まさに地元の隠れた名品といえるでしょう。
道外では味わえない「たこ頭」
また、道外の人々にはあまり知られていない「たこまんま」や「たこ頭」といったタコを使った料理も紹介されており、本書ではその独自の食文化にもスポットを当てています。新鮮なタコでなければ楽しめないこれらの料理は、道外ではほとんど手に入らないため、ぜひ現地でその味を堪能したいところです。
小樽の大福餅事情
さらに本書では、小樽に多く存在する大福餅専門店の謎にも迫ります。その背景には深い歴史や文化があり、訪れる人にとっては発見があるでしょう。なぜそのような店舗が多く存在するのか、興味深い秘密が明らかになります。
盆踊りの不適切な理由
また、北海道の風習や文化についても触れています。たとえば、盆踊りが「子どもと大人の二部制」になっている理由など、ちょっと意外な文化的な背景を知ることができます。地域の伝承に基づいた風習には、楽しさと同時に大人の事情も絡んでいるようです。
時計塔の大工事
道内のユニークな出来事としては、届いた時計があまりにも大きすぎて、大工事が必要になった時計塔の話も紹介されています。こんなドラマチックなエピソードも本書では楽しめます。
羽田空港は待ち合わせの場所?
さらには、道民が羽田空港を待ち合わせの場所に選ぶ理由についても触れています。道外からのアクセスが便利なこの空港が、ただの交通の拠点ではないことが理解できるようになります。
あらゆる角度から魅力を掘り下げる
本書は、グルメ、歴史、文化、風習など、北海道の面白さに様々な角度から迫った内容です。全国でも有名な焼き肉の街、北見市の「北見厳寒の焼き肉まつり」や、サッポロビールのシンボルマークの由来など、読み応えのある情報が満載。
和田哲氏について
監修を務める和田哲氏は、北海道を拠点に活動する街歩き研究家です。テレビやラジオでも活躍し、北海道の文化や歴史を広く伝える活動を行っています。彼の豊富な知識と経験が、本書の内容に深みを与えています。
まとめ
『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』は、観光では見えない地元ならではの魅力を感じさせてくれる一冊です。道内在住の方はもちろん、今後北海道を訪れようと考えている方にも、ぜひ手に取っていただきたい内容となっています。知識を深めることで、現地の楽しみ方がさらに広がることでしょう。