地元愛が生んだ環境プロジェクト「SUSUKINO CLEAN OCEAN PROJECT」
北海道のすすきの地区で、新たな環境保護活動がスタートします。その名も『SUSUKINO CLEAN OCEAN PROJECT』。このプロジェクトは、一般社団法人北海道海洋文化フォーラムとプラスチックリサイクル企業・株式会社エルコムが手を組み、街で集めたプラスチックごみを利用してオリジナルのボトルキーパーを製作し、海洋ごみ問題解決に取り組むものです。
プロジェクトの背景
海洋ごみが増加する中、その約80%が都市部から排出されていることをご存知でしょうか。地元の環境を守るためには、私たち一人ひとりの行動が重要です。そのため、プロジェクトは地域の人々が自発的にごみを拾い、環境問題を考えるきっかけを提供します。
プロジェクトには、自然と酒場を愛する「酒場詩人 吉田 類さん」がサポーターとして参加。彼の盛り上げるトークを通じて、清掃活動を楽しみながら行うことができます。この取り組みの主な目的は、地域と海の環境を保全することです。
プロジェクトの具体的な取り組み
1. ごみ拾いの啓発
ごみ拾いの経験を通じて、人々にポイ捨てを抑止し、地域への愛着を高めることを目指します。清掃活動への参加者がふえれば、その影響が周囲にも広がり、より良い街作りへ繋がるでしょう。
2. 分別促進活動
専用のごみ箱を設置し、適切な分別が行われることでごみの価値を高める活動を行っています。施設を利用する人々に分別の重要性を訴え、行動の変容を促します。
3. オリジナルボトルキーパーの製造
集めたPETキャップを使用し、フィッシュフックのチャームが付いたオリジナルのボトルキーパーを製作します。これは手作業で作られ、すべて異なる色合いであるため、まさに世界に一つだけのアイテムです。このボトルキーパーには「綺麗な海を守ろう」という願いが込められています。
イベント情報
① 専用ごみ箱の設置
プロジェクト専用の分別ごみ箱は、札幌市中央区の商業施設「COCONO SUSUKINO」と「AOAO SAPPORO」に設置されています。IoT機能付きのごみ箱により、効率的にごみが収集され、CO2の削減にも寄与します。
② 一斉清掃イベント
8月24日(日)には特設会場で一斉清掃イベントが開催されます。先着150名の参加者を募集中で、環境問題について語り合いながら、地域をクリーンにしましょう。
③ フィッシュフックの製造
プロジェクトで集められたPETキャップを原料にして、自分だけのボトルキーパーを製作します。ひとつひとつに込められた意味と願いが、使用者にとって特別な存在になるでしょう。
参加方法と詳細情報
参加したい方は、8月1日から8月15日まで応募を受け付けています。詳細については、公式ウェブサイトや地元のメディアで確認できます。みんなで心をひとつにして海を守るための活動に参加しましょう!
まとめ
『SUSUKINO CLEAN OCEAN PROJECT』は、地域住民が自分の行動を通じて環境問題に取り組むことで、持続可能な未来を目指す素晴らしいプロジェクトです。参加者がオリジナルのボトルキーパーを手にし、海洋ごみ問題に対する意識を高めるきっかけになることを期待しています。