北海道の豆を使ったスイーツ巡り「スタンプラリー2025」
今年の5月30日(金)から、北海道の豆に特化したスイーツを楽しむことができる「北海道豆スタンプラリー2025」が始まります。このイベントは、旭川市での「第28回全国菓子大博覧会・北海道(あさひかわ菓子博2025)」の初日を迎えるにあたり、全道各地の90店舗が参加して行われます。主催は公益社団法人北海道農産基金協会で、参加者はお菓子を味わいながらスタンプを集める楽しみを体験できます。
スタンプラリーの概要
このスタンプラリーでは、道内のさまざまな菓子店が手がける「豆を使ったお菓子」を楽しむことでスタンプを集めることができ、集めたスタンプに応じて魅力的な賞品に応募することが可能です。実施期間は2025年12月21日までと長く、ゆっくりと各地の銘菓を堪能することができます。
北海道の豆の魅力
北海道は小豆や金時豆など雑豆の収穫量が全国トップで、この地域特有の豆は和菓子には欠かせない存在です。特に、北海道産の小豆はその風味と品質の高さから大変好まれています。最近では、稀少な「白花豆」を取り入れたお菓子の生産にも力を入れる生産者が増えており、多彩な豆がもたらす和菓子の魅力がさらに広がっています。
スタンプラリーの背景
しかし、北海道の豆の生産は国内需要の減少や作付面積の縮小といった問題を抱えています。そこで、「美味しく食べることが生産者を支える力になる」という思いから、今回のスタンプラリーが企画されました。昨年も多くの参加者から「豆の美味しさに驚いた」や「お菓子の多様性に感動した」との声が寄せられています。お菓子を通じて生産者への理解が深まり、応援の輪が広がることが期待されています。
参加店舗の一部
函館市
- 商品:いかようかん
- 特徴:3日間かけて制作されたイカそっくりの工芸菓子。
帯広市
- 商品:粒あんたい焼き
- 特徴:十勝産小豆を贅沢に使った、甘みと風味が引き立つたい焼き。
稚内市
- 商品:2色豆とあんこのタルト
- 特徴:北海道産の餡と豆を満喫できるタルト。
名寄市
- 商品:杵つき餅どら焼き
- 特徴:名寄産のお餅と道南産小豆の贅沢などら焼き。
参加方法と賞品
スタンプラリーに参加するには、参加店舗で「豆を使ったお菓子」を購入し、パスポートにスタンプを押してもらいます。スタンプが貯まった後、その数に応じて素晴らしい賞品に応募できます。賞品には、10個のスタンプ達成で5,000円分の商品券や、スタンプ5個以上でコーヒーセット、そして3個以上でお菓子セットなどがあります。
まとめ
このスタンプラリーを通じて、参加者は美味しいお菓子を楽しむだけでなく、北海道の豆文化や地元のお菓子屋さんへの貢献ができる貴重な機会です。ぜひ、この機会に北海道の豆を使ったスイーツを味わい、スタンプを集める旅に出かけてみませんか?
イベントは2025年5月30日から12月21日まで開催され、ぜひ皆さんも参加して、北海道の豆を蘇らせる味わい豊かな旅を楽しんでください!