SQUEEZE、新CFO・CMO就任で経営強化と宿泊業のDX推進へ

SQUEEZEが新たな経営体制を構築

株式会社SQUEEZE（本社：北海道北広島市）は、事業成長を見据えた新しい経営体制を発表しました。このたび、安養寺鉄彦氏がCFO（最高財務責任者）、渡部謙太郎氏がCMO（最高マーケティング責任者）として新たに就任しました。

新任役員の背景

安養寺鉄彦（CFO）

安養寺氏は東京大学経済学部を卒業後、不動産業界やモバイルゲーム業界の企業で経験を積み、グリー株式会社ではM&Aやアライアンス業務に携わりました。2024年にSQUEEZEに加わり、2025年4月からCFOとしての役割を果たします。彼はインバウンド需要の高まりを背景に、宿泊業界が抱える課題に対処し、テクノロジーを駆使した価値の創出を目指します。

渡部謙太郎（CMO）

中央大学在学中にGMOアドパートナーズに入社した渡部氏は、アドテクノロジーの分野で数多くの成功を収め、10年以上にわたり代表取締役を務めてきました。2025年1月からSQUEEZEに参加し、デジタルマーケティングを活用して宿泊業の競争力向上に尽力します。彼はDX技術の導入が業界の人手不足解決に不可欠であると考えています。

SQUEEZEの取り組み

SQUEEZEは、宿泊業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を進めながら、地域活性化と業界の課題解決に貢献しています。新たに開業する宿泊施設についてご紹介します。

新ホテル「エスコンフィールドHOKKAIDO」

2025年3月に開業されるJR北広島駅直結の「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル」では、交通系ICカードによる「Suicaスマートロック」を導入し、入室の便利さを実現します。このホテルは、球団とのコラボも予定されており、特別客室や「トレインビュー」といった独自の宿泊体験を提供し、観光と地域交流の中心的存在となることを目指しています。

京都での新たな展開

さらに、京都エリアに2つの新しい施設を開業します。2025年3月には「Minn 烏丸五条京都 Station North」、4月には「Minn 祇園鴨川」を開業し、アパートメントスタイルの宿泊体験を提供します。観光、ビジネス、長期滞在など多様なニーズに応える施設設計が評価されています。

「FAV LUX 札幌すすきの」

札幌すすきの地区にも新たなホテルが誕生します。2025年7月に開業予定の「FAV LUX 札幌すすきの」では、スマートホテルとしての特長を持ち、サウナ付きスイートや大浴場なども完備。非接触チェックインシステムを採用し、さらに利便性を向上させます。

未来への展望

SQUEEZEは、テクノロジーとリアル運営を融合させ、新たな宿泊サービスを提供し続けます。CFOとCMOの就任は、さらなる技術革新とサービス向上に寄与し、ホテル業界の競争力を高める重要なステップです。これからも地域に貢献し、持続可能な成長を追求していくことでしょう。特に、宿泊業界におけるデジタル化の加速は、観光業の発展に寄与することで、多くの地域に明るい未来をもたらすと期待されています。

SQUEEZEのさらなる展開に注目が集まる中、彼らの取り組みが宿泊業界や地域にどのような影響を与えるのか、今後の動向に期待が高まります。