FMとまこまいが受け継ぐ防災の思いと未来への挑戦
北海道苫小牧市にあるコミュニティラジオ局、
FMとまこまいは、地域の防災を強化するための新しい試みに挑戦しています。その一環として、クラウドファンディングプラットフォーム
READYFORを通じて、緊急割込システムの導入を目指しています。このシステムは、災害発生時に、スイッチ一つで緊急放送に切り替えることができ、地域に住む人々の安全を守るためには不可欠な設備です。
FMひらかたとの縁
実は、FMとまこまいは、大阪府枚方市にあったFMひらかたから受け継いだ放送機材を使用しています。FMひらかたは1997年に阪神・淡路大震災を受けて設立され、災害時の情報伝達の重要性を認識して活動していました。そのため、FMとまこまいとFMひらかたは共通の使命感を持っており、この機材との出会いは単なる偶然ではなく、運命的な巡り合わせと考えています。
これまでの20年以上の歴史を持つFMひらかたの
黄色いステッカーは、FMとまこまいのパーソナリティたちにとっても、目指すべき方向を示す「羅針盤」としての役割を果たしています。このステッカーには、地域社会への思いと、過去の経験が詰まっています。
クラウドファンディングの目的
FMとまこまいの現在の放送システムでは、パーソナリティとディレクターが手動で複雑な操作を行わなくてはいけません。このため、リアルタイムでの情報発信には限界があり、操作ミスによるトラブルも懸念されています。こうした課題を解決するために、緊急割込システムの導入は急務です。
この新システムを導入すれば、簡単な操作で地域の状況を迅速に把握し、必要な情報を即座に伝えることができるようになります。苫小牧市だけでなく、周辺の白老町、厚真町、安平町、むかわ町の約20万人が安心して生活できるようにするための活動です。
目標金額と資金使途
今回のクラウドファンディングでは、
150万円を目標にしており、その内訳は、緊急割込システムの導入費用として125万円、防災活動の周知を目的とした費用として25万円が見込まれています。最終的に支援総額が目標金額に届かなくても、FMとまこまいは自己負担でプロジェクトを実行します。また、目標金額を超えれば、ラジオ番組の運行システムの向上やさらなる防災活動に充てられます。
地域への呼びかけ
私たちの取り組みに興味を持たれた方々には、【837ステッカー応援コース】を通じてのご支援をお願いしています。FMとまこまいの活動を通じて、地域の未来を共に支えていただけると幸いです。
私たちは地域での防災DXを推進し、安心・安全な地域づくりに邁進しています。皆様からの温かいサポートを心よりお待ちしています。詳細は
FMとまこまいの公式サイトをご覧ください。