アール・ブリュット展
2025-05-16 17:34:48

日本のアール・ブリュット45人展が函館で開催決定!

日本のアール・ブリュットの真髄を感じる特別展



2025年7月12日(土)から9月7日(日)まで、北海道立函館美術館で特別展「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ―たとえば、『も』を何百回と書く。」が開催されます。 この展覧会は、アール・ブリュットという新たな視点から、自らの可能性を切り拓く45人のアーティストの作品を一堂に紹介するものです。

アール・ブリュットとは


アール・ブリュット(Raw Art)は、日本語で「生の芸術」と訳される概念であり、1940年代にフランスの画家ジャン・デュビュッフェが提唱しました。彼は、精神障害者や独学のアーティストによって生み出された作品に感銘を受け、こうしたアート形式の価値を認めました。今回の展覧会では、滋賀県立美術館に所蔵されている約450点の作品が函館で公開されます。

展示内容について


本展では、例えば「も」を幾度となく書くことで表現された作品や、他人には理解できない文字で日記を記し続ける様子など、ユニークで冒険的な創作活動が紹介されます。これらの作品は、つくり手たちの深い探求心や独自のアプローチを示しており、来場者は彼らの個性的な創作の旅を体験することができます。また、特に注目したいのは、道南地域のアール・ブリュット作品も展示され、この土地ならではの視点が楽しめます。

開催概要


  • - 会期: 2025年7月12日(土)~9月7日(日)
  • - 会場: 北海道立函館美術館 特別展示室
  • - 観覧料: 一般920円、大学・高校生610円、小中学生300円(未就学児無料)

観覧料はお得な団体料金やリピーター割引、親子割引も用意され、さらに身体障害者手帳をお持ちの方やその介護者には無料での入場が可能です。これにより、より多くの人々が作品に触れる機会を得られます。

特別映像やこの地域のアーティスト作品


函館展では、アートの生み出し手であるアーティストたち自身を捉えた映像も上映されます。つくり手の思いや、日々の生活とアートとの関わりを感じ取ることで、より深く彼らの意図を理解することができるでしょう。また、北海道出身のアーティストによる作品も数点含まれており、彼らの故郷に舞い戻る作品をぜひ見に来てください。

まとめ


アール・ブリュットは、単に障害や独学の背景をもった人々によって生み出された作品ではなく、個々の情熱や創造性が凝縮されたアートであると言えます。この独自の作品群を鑑賞し、アール・ブリュットの新たな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。多様な視点で表現された作品たちが、あなたの心を冒険へと誘います。


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