女子プロバレーボールチーム・アルテミス北海道が新たに取締役を迎え、経営強化を図る

アルテミス北海道、経営体制を刷新

北海道札幌市を拠点とする女子プロバレーボールチーム、アルテミス北海道が、本田浩之氏を社外取締役として迎えることを発表しました。新たな経営体制の強化を目指し、2025年8月からの取り組みが期待されます。

本田氏は、リクルートホールディングスでの豊富な経験を持ち、企業の成長戦略やマーケティング、組織マネジメントに精通しています。特に、スタートアップ支援や地域創生事業にも力を入れており、企業の価値向上に貢献してきました。その専門知識や実績を、アルテミス北海道の発展に活かしていく方針です。

経営強化と持続可能な運営を目指して

アルテミス北海道は、「地域との共創」と「スポーツビジネスの成長戦略」を掲げており、本田氏の就任は今後のチャレンジにおいて重要な役割を果たすと考えられています。これにより、持続可能な運営体制の構築を進め、地域の人々とより良い関係を築いていくことが期待されています。

本田浩之氏の経歴

本田浩之氏は、1984年に北海道大学法学部を卒業後、株式会社リクルートに入社。その後、同社で取締役兼専務執行役員を務め、多くのプロジェクトを手掛けてきました。2005年には51job.Inc.の取締役に就任し、さらにさまざまな企業で社外取締役としての経歴を重ねてきました。

その広範な知識と経験は、アルテミス北海道の戦略に大きく寄与すると予想されます。特に地域との連携を強化し、地域創生に寄与する活動にも力を入れていく方針です。

アルテミス北海道の理念

アルテミス北海道は、2023年に設立された北海道初の女子プロバレーボールチームで、Vリーグに所属しています。チームのミッションは「北海道の女性活躍のシンボル」として位置づけられ、地域の女性たちに夢を与える存在となることです。2025年には新たに「株式会社Wiz」をオーナー企業に迎え、経営基盤が更に強化されます。これに伴い、チームカラーを従来のゴールド・シルバーからピンク・ブルーに変更するリブランディングも予定されています。