ノーコードで挑戦!大分県立情報科学高校でハッカソン開催
デジタル技術の進化は日々進んでおり、その中でエンジニアを目指す若者たちには、実践的なスキルを身につける場が求められています。このたび、株式会社インターパークが大分県立情報科学高等学校との協力のもと、「キャリアブーストハッカソン」を2025年2月17日に開催します。
ハッカソンの目的と意義
今回のハッカソンは、情報科学を学ぶ高校生たちに新たなスキルを養成することを目的としています。日ごろの授業で培ったプログラミングやデータベース設計の知識を、ノーコードツール「サスケWorks」を通じて実践的に活用することにより、将来のキャリア形成に寄与することを目指しています。この取り組みは、大分県DX推進課とも連携し、地域社会におけるデジタル化を進める重要な活動となります。
参加者とプログラム概要
ハッカソンには大分県立情報科学高等学校のデジタル創造科2年生80名が参加し、チームに分かれてアプリ開発に挑みます。テーマとして挙げられているのは、「カフェメニューとアレルギー食材の管理アプリ」や「フラワーショップの顧客の購買履歴と花の情報アプリ」など多岐にわたります。約4時間のセッションでは、コラボレーションを重視しながらアイデアを具現化し、その成果を発表する機会も設けられています。
地域DX宣言の推進
本ハッカソンの実施は、株式会社インターパークが掲げる地域DX宣言の重要な一環でもあります。デジタル化が加速する中で、若者たちが最新のクラウド技術を学ぶ機会を提供し、技術の利活用を通じて課題解決能力や創造力育成を目指しています。
教育界からのコメント
大分県立情報科学高等学校の校長、橋本武晴氏は、このような実践的な教育機会を通じて、生徒たちが将来のITリーダーとして地域に貢献することを期待しています。また、情報科主任の藤並敬大氏も、企業との連携を通じて学びを深化させ、授業で学習した知識を他の課題にも生かす機会が生まれることを強調しています。
最後に
ノーコードツール『サスケWorks』は、プログラミングの知識がなくても簡単に業務アプリが作成可能で、クラウド環境で動作するため、より多くの人々にその利便性を提供しています。若い世代がデジタル技術に触れ、自らの未来を切り拓く過程を見守ることができるこのハッカソンは、教育と地域の未来に大きな影響を与えることでしょう。これからの展開に期待が寄せられています。