障がいのあるアーティストの創造性を支える「ファミマギャラリー」
株式会社ファミリーマートが、障がいのあるアーティストの作品を展示するアート展「ファミマギャラリー」を、8月1日から宮城県内の5店舗で開催します。この取り組みは、地域社会との共生を目指しており、アートを通じて障がい者の社会参加や自己表現の機会を提供することを目的としています。
「ファミマギャラリー」とは
「ファミマギャラリー」は、障がいを持つ方々が表現するアートを通じて、その豊かな感性や創造性に触れる場を提供しています。昨年好評を得たこのアート展は、今年も仙台市手をつなぐ育成会家族会や宮城県立名取支援学校と連携し、障がいのある方々の作品を店内で展示することになりました。ファミリーマートは、コンビニエンスストアとして地域に寄り添いながら、誰もが活躍できる社会の実現を目指します。
展示作品の魅力
展示される作品の一例として、塗敦子さんの「ねこ」や蒲生田恒太朗さんの「トリケラトプス」があります。それぞれの作品には、作者の思いが込められています。塗さんの作品では、ダイナミックな背景とともに、布団の上でくつろぐ猫が柔らかいタッチで描かれており、見る人に安らぎを与えます。蒲生田さんの作品は、迫力あるトリケラトプスの姿と火山の噴火を描写しており、観るたびに新たな発見があります。
地域社会とのつながり
この取り組みについて、仙台市手をつなぐ育成会家族会の町田会長は、昨年の展示を振り返り、「作品は子どもたちの思いや感性が込められており、多くの方に見ていただけることが大きな励みになります」と語っています。また、名取支援学校の大山校長は、児童が日々の学習活動の中で制作した作品を通じて、多くの人にその努力を知ってもらいたいとコメントしました。
開催情報
「ファミマギャラリー」は、2025年8月1日から8月31日まで開催され、宮城県内の以下の5店舗で展示が行われます。具体的な店舗は、ファミリーマートプラスCOOP鶴ケ谷店、宮城野通駅前、仙台クリスロード、名取高舘吉田、南仙台駅西口です。
この機会に、多くの方々に障がいのあるアーティストの魅力や可能性を感じていただきたいと思います。ファミリーマートは今後も、地域の特性を生かした取り組みを進め、ダイバーシティとインクルージョンを推進していきます。
まとめ
「ファミマギャラリー」は、障がいのある方々がアートを通して自己表現し、その作品によって地域社会との交流を深めるための大切なイベントです。皆さんもぜひ、宮城県内のファミリーマートに立ち寄り、障がい者アートの魅力を体験してみてください。アートを通じて、心温まる交流と理解が広がることを期待しています。