オルガン修復プロジェクト
2025-07-24 16:56:22

北海道の文化遺産を未来に繋ぐ、リードオルガン修復プロジェクト始動

バチラー八重子のオルガン修復プロジェクト



北海道の伊達市に位置する「有珠聖公会バチラー夫妻記念聖堂」は、1937年に英国人宣教師のジョン・バチラー氏とその妻ルイザ夫人を讃え、建立された美しい石造りの教会です。この教会は、地域の人々にとって重要な歴史的文化財であり、その中には1909年製の国産リードオルガンが今も静かに存在感を放っています。しかし、時間の経過とともにオルガンの内部では部品の劣化や音詰まりが進行し、音楽を楽しむことが困難な状態となってしまいました。

このような状況に対して、「バチラー八重子のオルガン修復プロジェクト世話人会」が立ち上がり、修復活動を開始することとなりました。このプロジェクトでは、修復に必要な費用として1,000,000円を目標に、2025年の7月23日(水)から10月10日(金)までの期間に渡ってクラウドファンディングを実施します。プロジェクトのページには詳細が掲載されており、支援者を募っています。

プロジェクトの目的と意義



今回のプロジェクトは単なるオルガンの修復作業に留まりません。バチラー八重子という歌人が愛用した音楽の遺産を後世に伝えることを目的としています。修復が完了した際には、専門家による分解清掃や部品交換が行われた後、修復音源をCDや音源データとして収録し、地域でお披露目コンサートを開催する予定です。これにより、ただ修復されたオルガンが地域の文化として復活するだけでなく、音楽を通じたコミュニティのつながりも深まることでしょう。

クラウドファンディングの詳細



プロジェクトのクラウドファンディングページは、以下のリンクからアクセスできます:[
プロジェクトページ](https://camp-fire.jp/projects/856715/view?list=projects_fresh)
支援を通じて、この歴史あるオルガンの復活に貢献することができます。リターンとして、修復後のオルガンで演奏された音源データやコンサートの優先観覧席などが用意されています。

おわりに



バチラー八重子のオルガンを通して、地域の音楽文化を再生させるこの挑戦に、ぜひご参加ください。古き良き音楽が復活し、地域の人々がその音色を楽しむことで、素晴らしい文化の継承が実現するはずです。今こそ、未来の世代のために私たちの手で歴史を紡ぎましょう。興味のある方は、ぜひプロジェクトページを確認し、支援や関心をお寄せいただければと思います。


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