愛称が決まったキタイワトビペンギンの雛たちと楽しむ特別イベント
北海道札幌市に位置する水族館『AOAO SAPPORO』では、2025年の春に誕生したキタイワトビペンギンの雛が、「シャリ」と「シベチャ」という愛称で親しまれることが決まった。これにあたって、同水族館では特別イベントも企画されており、ペンギンたちの成長を祝うことができる機会となる。
愛称の決定までの流れ
この愛称は2025年8月5日から8月17日まで実施されたWEB投票にて募集され、応募総数はなんと3,475件に達した。その中で、1羽目の「シャリ」は特に人気で、落ち着いた性格を象徴する名前として選ばれた。これは斜里町から名付けられたもので、その響きも非常に魅力的だ。
一方、2羽目の「シベチャ」は、標茶町の自然に由来する名前で、誕生からの成育過程において活発さを示していることから選ばれた。生物担当スタッフの目に留まる特性を持つ両者の愛称は、地域に根ざしたものであり、北海道の市町村の名を冠したペンギンたちがたくさんの人々に愛されていくことを期待させる。
イベント「ハッピーハッピーペンギン 2025」
愛称の発表を祝して、2024年8月23日から「ハッピーハッピーペンギン 2025」という特別イベントが開催される。このイベントでは、雛の成長を見守ることができるプログラムが提供される。さらに、税込1,000円以上の買い物をした方に、雛の足形が掲載されたオリジナルポストカードがプレゼントされる。
新たに登場する青/黄のペンギンバンド(「シャリ Ver.」)や青/桃のペンギンバンド(「シベチャ Ver.」)も販売予定で、その売上の一部はペンギンの保護活動に寄付されるという。
参加にあたっての特典
また、斜里町及び標茶町の住民や出身者は、会場への入館が無料となる特典も用意されている。現住所や出身地を証明できる身分証明書を提示することで、入館料なしでイベントや育成プログラムを楽しむことができる。
ゆかりのある地名を冠したペンギンたち
AOAO SAPPOROでは、キタイワトビペンギンに対して地域名を愛称として与える取り組みを行っている。ペンギンたちの名は、北海道内179の市町村から選ばれ、さまざまな地元の人々に愛されている。これにより、一つ一つのペンギンが北海道の自然や文化と結びついていることを実感できる。
お祝いの言葉
愛称の発表に際し、斜里町長や標茶町長からも祝福のメッセージが寄せられた。ペンギンたちの成長を通じて地域のつながりが深まることを祈念し、今後の活躍に期待が寄せられている。
終わりに
「ハッピーハッピーペンギン 2025」は、ペンギンたちの愛称が決まったことでさらに盛り上がること間違いなし。「シャリ」と「シベチャ」の成長を見守りながら、ぜひこの特別な機会を楽しんでほしい。AOAO SAPPOROで待っているこの新しい家族に、会いに行こう!