エフエムくりやまが地域に情報を伝える新しい手段として注目

エフエムくりやまが提供する地域情報

北海道札幌市から車で約1時間、栗山町に位置するコミュニティFM「エフエムくりやま」は、地域住民にとって貴重な情報源となっています。このラジオ局は町の行政情報を中心に、生活に役立つニュースやイベント情報を発信し、地域コミュニティの活性化に貢献しています。

放送内容と番組構成

エフエムくりやまでは、様々な番組が展開されています。特に注目すべきは、昼生ワイド番組「ぎゅぎゅっと」の中で放送される『週刊ラジオ広報くりやま』。この15分間の番組では、栗山町役場からのお知らせをふんだんに取り上げています。毎週月曜日、水曜日、金曜日の週3回の放送で、各回異なるテーマが設定されており、町民に向けたイベント情報や生活に役立つ啓発などを紹介しています。

例えば、最近の番組テーマでは「冬の除排雪作業について」や「子育て支援センター」、「地域の特産品」に関する情報を取り上げており、リスナーは地域の動向を把握できるようになっています。情報はパーソナリティと町の職員の対話形式でお届けされるため、親しみやすさも感じられます。

放送時間は月曜日から金曜日まで、11時30分から11時45分の時間帯で放送される予定です。これにより、昼休みや家事の合間に手軽に耳を傾けられる内容となっています。

豊富なアーカイブと音源

エフエムくりやまでは過去の放送音源もアーカイブとして公開しています。これにより、聞き逃した番組を後からでもチェックすることができ、地域の情報を逃すことがありません。今年の番組では、栗山町の名産をテーマにした「くりふとキッチン」や、移住促進に関するトピックも多く取り上げられてきました。

こうした音源は町のホームページにアクセスすることで、パソコンやスマートフォンから簡単に聴くことができるため、地域の人々がもっと地元を知る機会を得られます。

地域コミュニティの活性化に向けて

エフエムくりやまの運営には、多くの地域ボランティアが参加しており、町民の声をクリエイティブに伝える努力がされています。これにより、より身近でリアルな情報を発信し続けることができるのです。また、聴取者からのフィードバックを重視しており、内容の改善や新たな企画に生かす取り組みも行っています。

このように、エフエムくりやまは単なる情報提供を超え、地域の人々が双方向に関わることを可能にする「コミュニティラジオ」としての役割を果たしています。これにより、栗山町の住民同士のつながりを深め、地域の魅力を高めることに貢献しています。