新築マンション「ブランシエラ豊平三条」にEV充電器の導入が決定
EV充電インフラ事業を手掛けるテラチャージ株式会社は、長谷工不動産が開発する新築分譲マンション「ブランシエラ豊平三条」の駐車場に、3kW出力のEV充電器を4口設置することを発表しました。このプロジェクトは、急速に拡大するEV市場に対応するための重要なステップです。
EV充電インフラ拡充の背景
EVの普及が進む中、2050年には全ての新車を電動車両とするカーボンニュートラルの実現が求められています。経済産業省の目標として、2030年までに30万口のEV充電器の設置が掲げられており、現在の約4万基からの大幅な増加が必要です。
調査によれば、日本においては約73%のEVドライバーが自宅での充電を希望しており、自宅に充電設備があることが非常に重要視されています。また、集合住宅において「EV充電器が設置されていると価値が高まる」と思う人の割合は77.3%に達しています。
ブランシエラ豊平三条の特徴
新しいマンション「ブランシエラ豊平三条」は、札幌市の中心地である大通駅から約1.6kmの立地にあり、利便性が高いです。内廊下設計のこの都市型レジデンスは、1LDKから3LDKの幅広いニーズに応えるプラン構成となっています。
さらに、2駅2路線が利用可能であり、中心部へのアクセスも良好です。周辺には緑豊かな豊平川もあり、自然の恵みを享受しながら都会的な生活を送ることができます。
テラチャージの設置実績とサポート体制
テラチャージは、日本全国で多くの集合住宅、公共施設、商業施設への設置実績を持っており、導入が決まった理由としては、充実したカスタマーサポートや管理システムが挙げられます。24時間365日体制のサポートにより、利用者は安心してサービスを活用でき、充電環境の整備が進む中での選ばれる理由となっています。
物件概要と今後の展望
ブランシエラ豊平三条の設置予定箇所は、北海道札幌市豊平区に位置し、地下鉄「菊水」駅からは徒歩8分、「学園前」駅からも徒歩9分というアクセスの良さが魅力です。鉄筋コンクリート造の地上14階建て、総戸数は65戸。そして、2025年2月下旬の竣工を目指しています。
今後、このように充実したEV充電インフラが普及することで、EVの利用がより身近な存在になることが期待されています。充電器の設置は、住環境をさらに向上させ、持続可能な社会への一歩として重要な意味を持ちます。
テラチャージ株式会社は、電気自動車ユーザーに向けて、モバイルアプリから手軽に充電スポットの検索や充電料金の決済を行えるサービスを提供しています。また、コールセンターも完備しており、安心して利用できる環境が整っています。このようなサービスが今後、EVの普及に貢献していくことでしょう。