アイヌの衣服を深く知る第4回蔵出し展が開催

2025年4月26日（土）より、北海道博物館にて「アイヌの衣服－北海道博物館の所蔵資料から－」という特別展が開催されます。この展示は、アイヌ文化の象徴とも言える衣服に焦点を当て、同館が所蔵する約200点の衣服資料を中心に、アイヌの衣服の多様性や歴史を紹介する貴重な機会です。

アイヌの衣服とその魅力

北海道博物館は、約6,500点のアイヌ民具資料を保有していますが、その中でも衣服資料は特に目を引きます。日本各地に存在する他の博物館と比較しても、北海道博物館は豊富な衣服資料を持っている点が際立っていますが、来館者に展示できる数には制限があります。

そのため、通常の展示では一部の資料のみが公開されている状況です。この蔵出し展では、この貴重な衣服資料が実物とともに展示されるだけでなく、関連写真も交えながら、アイヌの衣服文化を詳細に紹介します。参加者は、視覚的にも豊かな体験ができること間違いなし。

展示詳細

展覧会は前期と後期の二部構成で行われ、前期は2025年4月26日から5月20日、後期は5月21日から6月15日までの開催が予定されています。特別展示室での時間は、4月中は9:30から16:30まで、5月から6月中は9:30から17:00までとなっており、閉館の30分前まで入場可能です。

入場は無料で、毎週月曜日は休館日ですが、特別に祝日の5月5日は開館いたします。なお、5月7日（水）は休館となります。

アクセスとイベントの楽しみ

会場は北海道博物館の2階特別展示室で、アクセスも良好です。観光の合間にも立ち寄りやすいので、ぜひ多くの方に訪れてほしい展示です。また、アイヌの衣服に込められたストーリーやそのデザイン、使用される素材についても深く掘り下げた解説があるため、興味のある方はぜひお見逃しなく。

この特別展では、アイヌ文化の理解を深める貴重な機会が提供されます。ぜひ、北海道博物館でアイヌの衣服の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。皆様のアクセスを心よりお待ちしております。