安全なバッテリーの借り方を考える「CHARGESPOT」プロジェクト
株式会社INFORICHが運営するモバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」は、国内累計で1億回のレンタルを達成しました。この記録は、同サービスが8年間にわたり、発火や破裂といった重大事故を一切起こさなかったことを示しています。これを受けて、「安全を借りよう」プロジェクトを新たにスタートしました。このプロジェクトでは、公衆意識を高め、より安全にバッテリーを利用することを目的としています。
1. モバイルバッテリーを取り巻く現状
最近、モバイルバッテリーの事故は急増しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2025年までの5年間で、リチウムイオン電池搭載製品に関する事故は2,140件に達する見込みです。その多くは夏季に集中し、モバイルバッテリーに関連する事故は2021年比で3倍以上に急増しています。このような状況の中、INFORICHは利用者にとっての「身近なリスク」を認識し、その解消に向けた施策を推進する必要があると考えています。
2. CHARGESPOTの安全性への取り組み
「CHARGESPOT」では、8年間の実績を基に、多くのフィードバックを受け取り、独自の「3つの安全設計」を確立しました。
- - 高品質バッテリーの調達: 世界基準に沿った高品質なバッテリーを使用し、国内外の厳格な安全基準に準拠しています。
- - IoTによる24時間の監視: バッテリーの状態をリアルタイムで監視し、異常を感知した場合には速やかにロックし、事故を未然に防ぎます。特に、過去1億回の利用データを元にした精度の高い監視が行われています。
- - 迅速な回収体制:異常を検知したバッテリーは全国に広がるオペレーションワーカーによって速やかに回収され、劣化したバッテリーが市場に出回ることを防いでいます。
これらの取り組みを通じて、CHARGESPOTはユーザーに対して安全なサービスを提供し続けています。実際に発火事故0件という実績は、同社の堅実な運営と責任ある姿勢を証明しています。
3. 「安全を借りよう」プロジェクトの詳細
この新たなプロジェクトは、以下の3つの活動を含みます。
① 不要バッテリーの回収BOX設置
使用していないモバイルバッテリーを自宅で放置し、劣化によるリスクを抱える家庭が多い中、INFORICHは回収BOXの設置を進めています。具体的には、2026年8月8日と9日、東京都新宿区の東急歌舞伎町タワーにおいて、古いバッテリーを持参した方に「CHARGESPOT」の利用クーポンを配布します。
② 安全啓発の屋外広告掲出
さらに、渋谷エリアにて安全性を訴えるビジュアルを掲出し、特に若年層への注意喚起を促していく予定です。期間は2026年8月3日から8月9日までとなります。
③ 次世代を考えた啓発プログラム
「文化服装学院」との連携により、次世代の学生たちと共に「バッテリーの安全な使い方」を広めるためのプログラムを実施します。具体的な内容は2026年9月から10月にかけて発表予定です。
4. CHARGESPOTのご利用方法
「CHARGESPOT」は、日本全国に約63,000台を展開中です。利用方法はシンプルで、専用アプリを用いてQRコードをスキャンするだけです。レンタルの際に気をつけるポイントは、手元に持っているバッテリーの状態を確認することです。使い終わったバッテリーは、できるだけ早く定められた方法で廃棄することが重要です。安全な取り扱いを心掛けましょう。
5. まとめ
「CHARGESPOT」の安全への取り組みは、利用者の安心を第一に考えた結果として実を結んでいます。一人一人がバッテリーの使い方を見直し、共に安全な利用を促進していくことで、さらなる事故防止につながることでしょう。今後も注目していきたい取り組みです。