#アップサイクル #雪印メグミルク #スキムミルク

雪印メグミルクの初挑戦！ スキムミルクを使ったウエットティッシュ

2025年、雪印メグミルク株式会社は、創業100周年を迎えるにあたり、新たな取り組みとして「スキムミルクを利用した除菌ウエットティッシュ」を発表しました。この新しいウエットティッシュは、北海道産のスキムミルクをアップサイクルしたものです。アップサイクルとは、不要物のリサイクルではなく、素材そのものの特性を生かして新たに価値のある製品を生み出すことを指します。

食品廃棄物の解消に向けたイノベーション

雪印メグミルクは、これまで出荷不可となった乳製品を飼料や肥料として活用してきましたが、今回のプロジェクトでは、袋の破損で出荷できなくなったスキムミルクを発酵させ、エタノールの原料として使用しました。これにより、除菌成分99%以上を誇るウエットティッシュが作られたのです。さらに、このウエットティッシュの素材には自然環境下で微生物により分解される生分解性セルロースが使用され、環境への配慮もされています。

ミルクフェスティバルに参加しよう！

この除菌ウエットティッシュは、全国で開催される「ミルクフェスティバル」の参加賞として配布されます。まずは、2025年5月17日に神奈川県横浜市のこどもの国で行われるイベントからスタートします。このフェスティバルは、誰でも楽しめるクイズを通じて、アップサイクルやリサイクルについて考えるきっかけを提供します。お子様から大人まで、楽しみながら学べる絶好の機会です。

未来に向けての取り組み

雪印メグミルクは、次の100年に向け、環境問題への意識を高め、社会の課題を解決するためのイノベーションに挑戦し続けます。この新たな取り組みは、地域の食文化と環境問題の両方に配慮したものと言えるでしょう。北海道産のスキムミルクを使用したウエットティッシュは、環境保護の意識をも根付かせる取り組みであり、皆さんも是非、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。

ミルクフェスティバルの今後の予定

ミルクフェスティバルは2025年度には各地で随時開催が予定されています。以下のスケジュールでお楽しみいただけます：

• - 6月28日（土）阿見工場（茨城県）
• - 9月20日（土）苗穂（北海道札幌市）
• - 9月27日（土）みちのくミルク（宮城県大崎市）
• - 10月25日（土）福岡工場（福岡県）
• - 11月2日（日）京都工場（京都府）
• - 11月8日（土）豊橋工場（愛知県）
• - 11月15日（土）野田工場（千葉県）
• - 11月30日（日）海老名工場（神奈川県）

このイベントを通じて、地域の皆さんとともに、持続可能な未来を築いていきましょう。

関連リンク

サードペディア百科事典: アップサイクル 雪印メグミルク スキムミルク