五十嵐威暢展
2025-08-28 13:24:23

五十嵐威暢の遺したデザインと彫刻、札幌PARCOで特別展開催

五十嵐威暢の展覧会が札幌PARCOで開催



北海道出身の世界的デザイナーであり彫刻家でもある五十嵐威暢氏の特別展が、札幌PARCOで迎えられます。この展覧会「A-Z Homage to Takenobu Igarashi」は、五十嵐氏のデザイナーとしての活動に焦点を当て、その独特な作品の数々を紹介します。

開催概要


本展は、札幌PARCOの開業50周年を記念して行われます。開催期間は、2023年10月4日から11月10日まで。会場は、札幌PARCOの1階正面ショーウィンドウ、7階SPACE7、さらに地下2階から7階のSTEPS207と、会場が広がりを見せています。入場料は、7階SPACE7が500円で、小さなお子様(未就学児)は無料で入場できます。

五十嵐威暢とPARCOの歴史


五十嵐氏とPARCOのつながりは、1981年の渋谷PARCO PART3のプロジェクトにさかのぼります。このプロジェクトでは、五十嵐氏は中心的なデザイナーの一人として参加し、ロゴや看板、ショッパー、館内のグラフィックデザインなど複数の作品を手掛けました。「五十嵐ロゴ」と呼ばれるシンプルで力強いデザインは、今でも全国のPARCO店舗で広く使用されており、世代を超えて親しまれています。

作品の数々


本展では、五十嵐氏が1994年に彫刻家として活動を開始する前のデザイン作品がメインに展示されます。特に、五十嵐氏の代表作ともいえるネオンサインや、渋谷PARCOのストリートギャラリーで発表されたアルファベット彫刻(24点の作品が現存)も見どころです。また、MoMAのポスターカレンダーの原型となった「PARCOバージョン」のポスターカレンダー(1982年作品)も展示され、五十嵐氏が生み出したグラフィックデザインの多様性が感じられます。

五十嵐氏の業績


五十嵐氏は、サントリー、明治乳業、カルピスなどのロゴデザインも手がけ、その立体的なアルファベット作品によって世界的に高い評価を受けました。彼の独特な表現方法や素材の使用は、デザイン界に多大なる影響を与え、観る者を魅了し続けています。

また、五十嵐氏の展覧会を通じて、デザインの重要性や札幌との深い関わりを再確認できる貴重な機会となります。ここでしか見られない作品の数々を、ぜひご覧に来てください。

アクセス


札幌PARCOは中心市街地に位置しており、アクセスも便利です。展覧会を訪れた後は、周辺のカフェやショップを楽しむのもおすすめ。五十嵐威暢氏のデザインと彫刻の世界に触れる特別な時間を、ぜひこの機会に体験してみてください。


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