さっぽろ雪まつり2026
2025-12-12 16:12:19

2026さっぽろ雪まつりで魅せる縄文時代の心と大雪像の魅力

2026さっぽろ雪まつりでの特別な体験



2026年2月4日(水)から11日(水・祝)まで、札幌市の大通4丁目STV広場で行われる「2026さっぽろ雪まつり」。その目玉は、大雪像『祈り〜縄文からのメッセージ〜』です。この作品では、縄文時代の象徴である国宝の中空土偶“茅空(カックウ)”が中心に据えられています。

縄文時代とは



縄文時代は、約15,000年前から2,400年前まで続いた日本の歴史的な時代で、縄文人は自然の恵みと共存しながら生活していました。彼らは食材を提供する海や川、森の動植物に命が宿ると信じ、感謝の念を持って日々を過ごしていたと言われています。大雪像には、その精神を表現した様々な工夫が施されています。

大雪像の背後にある物語



大中央に鎮座するカックウは、南茅部町(現函館市)の畑で50年前に発見された土偶で、当時の地元女性の小板アヱさんによって偶然に掘り起こされました。この土偶は、自然と共に生きた縄文人の心情を現代へと伝える重要な存在です。その愛らしい表情からは、自然に支えられているという真理が静かに語りかけてくるかのようです。

大雪像製作の技術



さらに、大雪像を手がけるのは「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会・第3雪像制作部会」で、彼らは様々なテーマへの挑戦を経て蓄積した豊富な経験と技術を駆使し、美しさと迫力を兼ね備えた作品を作り上げます。今年の雪像は、幅20メートル、高さ13メートル、奥行き18メートルと大規模で、約520台分のトラックから運ばれる予定の雪を使用して制作されます。

自然の恵みがもたらす物語



大雪像は、周囲の生い茂る木々や鹿、さらには水の流れを利用して海や川の恵みを表しています。また、狩りをする縄文人たちの姿も配置され、彼らの自然との調和の様子が表現されています。現代の私たちは便利さを追い求めるあまり、自然への感謝を忘れがちですが、そんな中でこの雪像は、私たちに自然との繋がりを思い出させる強力なメッセージを発信します。

開催情報



この特別な雪まつりでは、縄文の精神を世界に発信し、自然との関係性を見つめ直す機会がもたらされます。ぜひ、2026年のさっぽろ雪まつりを訪れ、その目で大雪像をご覧ください。木々が生い茂り、雪が静かに降り積もるこの北の大地で、私たちが自然と一体であることを実感できるはずです。

公式イベントページはこちら

また、最新情報はSNSでも発信されており、X(@stv_event)やInstagram(@stv_event)でフォローすることができます。自然を大切にし、その美しさを感じる今年の雪まつりを共に楽しみましょう。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: さっぽろ雪まつり 縄文時代 大雪像

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。