トーステン・ロイブルHCがレバンガ北海道に就任!
2023年6月4日、COCONO SUSUKINOにおいて、レバンガ北海道の新ヘッドコーチ(HC)トーステン・ロイブル氏の就任会見が行われました。多くのファンやメディアが集まる中、ロイブルHCと桜井GMがそれぞれの思いを語りました。
トーステン・ロイブルHCの想い
ロイブルHCは日本でのバスケットボール経験が豊富であり、14年ぶりに北海道に戻ってきてくれたことに感謝の意を表しました。彼は「レバンガ北海道からのオファーがあったとき、英語の慣用句で言うところの『I have butterflies in my stomach』という気持ちで、ワクワク感が強かった」と語り、再度レバンガ北海道での挑戦に対する期待感を示しました。彼は前回指導した際にも選手たちと共に成し遂げた達成感が今でも心に残っており、それが今回の帰郷の大きな要因だったようです。
新しいシーズンを迎えるにあたり、ロイブルHCは「今後多くのチャンスがある」とし、チームの一員としてその歴史に貢献したいという強い意志を表明しました。
富永啓生選手との関係
新シーズンの期待新選手として富永啓生選手の加入が決まっており、彼の成長に強い期待を寄せています。ロイブル氏は、「富永は日本代表チームでも長い時間共に過ごした選手であり、彼がレバンガ北海道でプレーすることがNBAへの夢に繋がると信じている」と述べました。富永選手がHCとしての自身の影響で移籍したのではなく、最適なチームを選ぶことを重視していることも強調しました。
新シーズンのビジョン
ロイブルHCは、今年のチームが若く、エネルギーに満ちているとし、アップテンポで強度の高いバスケットボールを目指しています。現代バスケに確立されたスタイルと、ファンが楽しめるエンターテインメント性を兼ね備えたチームを作り上げる意向を示しました。具体的には、ディフェンスの強化やボールの動きを重視し、シンプルで効果的な戦略で展開する計画です。
選手たちのモチベーション
選手のモチベーションを向上させる方法について、ロイブルHCは「選手自身が持つ自己モチベーションの重要性」を強調しました。特に、選手各自が自分の価値観を見直し、自らの意欲を湧き立てることが成功に繋がると信じています。さらには、クラブ全体の環境をリアルに捉え、問題点を理解して取り組む姿勢も大切であり、その過程を共に歩むことで強いチームを育てたいと語っています。
ファンとのつながり
北海道のファンについて、「当時から北海道のファンは情熱を持って支えてくれている」とし、その熱意を非常に大切に思っていると述べました。彼の中でファンの存在は特別であり、レバンガ北海道がこれまで大変な時期を乗り越えてきたことを踏まえ、そのサポートに感謝の意を示しています。
これからの挑戦
ロイブルHCは若い選手たちの指導が楽しみであり、その潜在能力を引き出すためのプログラム作りに意欲を燃やしています。レバンガ北海道が持つ特有の魅力と、北海道という土地の良さをフルに活かしたチームにしていくことを目指し、ファンとともに成長する姿を約束しました。これからの北海道バスケットボールの未来を切り拓くロイブルHCにぜひご期待ください!