菅原一剛写真展『北海道』開催のお知らせ
美しい北海道の風景を、国内外で高く評価される写真家・菅原一剛が独自の視点で切り取った作品展が開催されます。今回は特に、彼が幼少期に過ごした故郷をテーマにしたもので、より深い思いが込められています。
展覧会の概要
本展は、2025年6月20日から9月14日まで、東京・銀座にあるライカギャラリー東京及びライカプロフェッショナルストア東京で開催され、その後、京都・ライカギャラリー京都でも同様の展示が行われます。この機会に、印象的な作品群に触れ、菅原の視点から北海道の自然と人々の関わりを感じてみてはいかがでしょうか。
写真の技法
菅原一剛の作品で特に魅力的なのは、古典技法のウェットコロディオングラスプリントと現代技術のインクジェットプリントの融合です。この2つの技法を駆使することで、彼の作品は光と時間の重ね合わせを繊細に表現しています。作品には、静かな空間における人と自然の調和が描かれており、観る人に深い感情を呼び起こします。
稀有な視点
菅原の作品は、その詩的な視点が特徴です。彼はただ風景を捉えるのではなく、見る人に記憶や感情を呼び起こすようなアプローチで新たな意味を生み出しています。その魅力は、ヨーロッパやアジアでも高く評価されており、様々な個展や国際展にも出展されています。
菅原一剛のプロフィール
1960年に生まれた菅原一剛は、大阪芸術大学で写真を学びました。その後フランスに渡り、写真家としてのキャリアをスタート。彼の代表作には、映画『青い魚』の撮影監督やアニメ『蟲師』のオープニングディレクターなどがあり、幅広い分野での活動が認められています。最近では、植物分類学者・牧野富太郎の植物標本を特集した写真集『MAKINO 植物の肖像』を発表しています。
ぜひ会場へ
菅原一剛の作品は、故郷を探るような視点で撮影された写真が多く、見る人に深い印象を残します。彼の世界観を直接体感できるこの写真展は、北海道の自然の美しさだけでなく、我々が忘れがちな故郷の大切さを再認識させてくれることでしょう。ぜひ、会場を訪れてその美しい風景を心で感じてみてください。
開催概要
- - 東京会場: ライカギャラリー東京 / ライカプロフェッショナルストア東京
期間: 2025年6月20日 - 9月14日
住所: 東京都中央区銀座6-4-1 2F
電話: 03-6215-7070
休館日: 月曜休み
期間: 2025年6月21日 - 9月14日
住所: 京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F
電話: 075-532-0320
休館日: 月曜休み
菅原一剛の写真展を通じて、北海道の美しい風景と彼の独特な視点を体験してみてください。心に残る素晴らしい作品が揃っています。