函館の伝統美を現代の住空間に
伝統と革新の出会い
株式会社funovoと株式会社不動産企画ウィルが共同で進める新プロジェクト、函館市の伝統模様を取り入れた室内窓の製作が始まりました。これは、開港と共に栄えた函館の文化に根差したものであり、3Dプリント技術を駆使して実現されています。ウィルが建設する新モデルハウス「CUBE+C」において、青海波や矢絣といった日本の民間模様を用いた室内窓が採用されることとなりました。
新たな技術が生む可能性
このプロジェクトは、伝統的なアンティークの窓を再現する道筋を提供します。こうした取り組みの背景には、建築の分野におけるITソリューションの開発に注力してきたfunovoの技術力があります。2026年4月に開始した3Dプリントサービス「シェイピー」に続く新たな展開として、地域の伝統と現代技術の融合が図られています。これにより、高品質でコストパフォーマンスに優れた製品を提供することが可能となっています。
現代の住まいに込める願い
今回の室内窓には、家族の幸せを象徴する模様が施されています。たとえば、青海波は「未来永劫続く幸せを願う」意味を持ち、矢絣は「厄災を払い、幸運を招く」という願いが込められています。これらの模様は、家族が日々目にする場所に置かれることで、安心感や絆を感じさせる役割を果たすでしょう。また、現代的なデザインを求める方にはエキスパンドメタル柄も用意され、さまざまなニーズに対応しています。
精緻なデザインを実現する技術
3Dプリント技術により、各種模様が精密に再現されています。モデリングは3D CADを用いて行われ、伝統模様の繊細な陰影や立体感を際立たせる工夫が凝らされています。窓枠には木材を使用し、独特の石風テクスチャを窓台に施すことで、見た目にも質感にもこだわり抜いた一品に仕上がっています。
プロジェクトの成果と今後
このプロジェクトを通じて、ウィルの佐藤真一社長は「造作窓の3Dプリントによるコストダウンが期待できる」と語り、従来の建具製作における課題解決への手応えを感じています。また、設計担当は「材料に縛られない自由なデザインを実現でき、特に伝統模様の製作において、その柔軟性を実感できた」としています。これにより、函館ならではの美しさを住まいに取り入れる一歩が踏み出されたのです。
新モデルハウス「CUBE+C」概要
この取り組みが具体化した新モデルハウス「CUBE+C」では、伝統と現代が調和した空間が展開されます。室内の窓とともに、訪れる人々に新しい発見と感動を提供することでしょう。これこそが、函館から生まれた新たな住まいの形なのです。
公式サイトでは、さらに詳しい情報が公開されていますので、ぜひご確認ください。






