北海道Fビレッジでグローバルスタートアップ支援の新プログラム始動

Hokkaido F Village Xとは

北海道北広島市に位置するFビレッジが、新たなスタートアップ支援プログラム『Hokkaido F Village X』（HFX）を開始します。このプログラムは、世界中のスタートアップの社会実装を加速することを目的とし、地域活性化や社会課題の解決をテーマにしています。運営はスクラムベンチャーズ・スクラムスタジオ株式会社が担当し、運営協力パートナーとしてファイターズスポーツ＆エンターテイメントも名を連ねます。

HFXの目指すもの

HFXは、年間10社、3年間で合計30社のスタートアップを採択し、以下の5カテゴリにて事業開発を行います。

- スポーツ・エンタメ・スタジアム
- フード＆アグリ
- モビリティ
- サステナビリティ
- ウェルビーイング

このプログラムでは、厳正な選考の上、選ばれたスタートアップに対して、パートナー企業や地方自治体と連携した事業共創の機会を提供します。また、スクラムベンチャーズによる出資検討も行われ、さらなる資金調達支援が期待されます。このようにして、スタートアップの成長を支援し、地域の発展を促進することを目指しています。

Fビレッジの役割

Fビレッジは、北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」を中心に、地域活性化と社会貢献を担うプロジェクトです。ここでは新たな施設が次々と誕生し、エンタメや観光、さらには先端技術に関連する企業が集まっています。これにより、スタートアップの実装に必要な環境が整っており、イノベーションを生み出す舞台が整備されています。

栗山英樹氏のサポート

さらに、HFXのアドバイザーには、北海道日本ハムファイターズでチーフ・ベースボール・オフィサーを務める栗山英樹氏が就任しました。栗山氏は、ファイターズやFビレッジとスタートアップをつなぎ、地域課題の解決や魅力向上に向けたプロジェクトを推進していきます。

地域との共同創造

HFXは、北海道のみならず、国際的なスタートアップエコシステムを結びつけ、地域の課題解決、日常生活の向上、さらには地域活性化を目指します。地域や自治体との協力を強化し、共に新しい価値を創造していく「共同創造空間」を目指して、さまざまなパートナーとタッグを組んでいきます。

参加方法と今後の展望

スタートアップの募集期間は2025年3月から5月までで、選考は6月まで行われます。その後、選ばれたスタートアップは、グローバルスタートアップから集まる「Japan Week」に参加し、事業開発やメンタリングが行われます。

このプログラムに関心のある方は、公式ウェブサイトから詳細を確認し、応募へと進むことができます。HFXは、地域課題の解決のみならず、国内外のスタートアップの成長をサポートし、より良い未来の実現に向けた新たな一歩といえるでしょう。