旧相馬家住宅を守る新たな挑戦 LEVECHYファンド19号の運用開始

旧相馬家住宅を守る新たな挑戦

株式会社LEVECHYは、2025年4月30日より「LEVECHYファンド19号」の運用を開始し、北海道函館市の国指定重要文化財である旧相馬家住宅の保存・活用に取り組むことを発表しました。このファンドは、地域資源の持続可能な活用を視野に入れ、SPC（特定目的会社）を通じて資金調達を行い、文化財として重要なこの建物の魅力と価値を広めることを目的としています。

旧相馬家住宅の重要性

旧相馬家住宅は、明治時代に建設された歴史的な建物で、函館の文化的なアイデンティティの一部を形成しています。その価値を次世代に引き継ぐことは、地域の歴史や文化を理解し存続させるためにも大変重要です。

LEVECHYファンド19号は、この歴史的建物の持続可能な保存と活用に向けた大きな一歩です。2月27日と3月14日に発表されたプレスリリースに基づき、地域に根ざした新たな価値創造を目指しています。

バリューマネジメントとの協力

また、株式会社LEVECHYはバリューマネジメント株式会社との協働で「旧相馬家住宅ホテル計画（仮称）」を推進しています。バリューマネジメントは「文化を紡ぐ」を理念に、文化財や歴史的な建物を観光地や宿泊施設として新たに活用することで、地域活性化を図っています。彼らの取り組みは、単に保存するだけでなく、経済活動としても活かす方向で進められています。

持続可能なまちづくりの実現

バリューマネジメントでは、今まで税金で保存されてきた文化財を民間の資本で支え、持続可能なまちづくりを実現することを目指しています。これまでに105棟の歴史的建物を再利用し、新たな価値を創出した実績があります。このような取り組みが地域における観光の振興に、どのように寄与できるのかその展望は大いに期待されています。

LEVECHYの特徴

「LEVECHY」の不動産クラウドファンディングは、1万円からの少額投資が可能であり、誰でも手軽に参加できる仕組みを提供しています。これにより、多くの人々が資産形成に寄与しつつ、地域の歴史的建物の保全にも貢献できるようになります。

株式会社LEVECHYは、2012年に設立され、不動産事業を軸に様々なサービスを展開してきました。2023年にはフィンテックカンパニーへの転換を図り、個人にやさしい投資環境を整備することに力を入れています。

未来の展望

旧相馬家住宅の保存と活用を通じて、函館の地域経済や文化の活性化に寄与していくことが期待されています。LEVECHYファンド19号に参加することで、投資家は文化遺産を守る取り組みにも関わることができるのです。これからのこのプロジェクトの進展に耳を傾け、その成果を見守っていきたいと思います。

詳しいファンドの情報は、こちらでご覧いただけます。