インドネシア若手社会人が日本で海洋文化を学ぶ交流プログラム

インドネシア海洋水産省職員と日本の交流事業

2025年2月、日本とインドネシアの海洋分野での友好関係を深めるための大規模な交流プログラムが実施されます。このプログラムは、インドネシア海洋水産省の若手職員が日本に招へいされ、文化や技術を学びながら双方の理解を深める機会となります。

この交流は、「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一環として、外務省が推進する実施団体であります一般財団法人日本国際協力センター（JICE）によって運営されています。JENESYSは、アジア太平洋地域の国々の若者が日本を理解し、つながりを持つことを目指す国際交流事業です。

プログラムの開催概要

- 期間: 2025年2月18日（火）〜2月25日（火）
- 対象: インドネシアの海洋水産省関係者および海上保安分野の職員16名
- 訪問地: 東京都、北海道

日程のハイライト

- 2月18日: 来日後にオリエンテーションを行い、浅草を視察。水産庁でのテーマ関連講義も予定されています。
- 2月19日: 水産庁の漁業調査船「開洋丸」と海上保安資料館横浜館を訪問します。
- 2月20日: 東京都から北海道へ移動し、浴衣の着付け体験を通じて日本文化を体感します。
- 2月21日: 北海道庁へ表敬訪問。小樽運河周辺を散策し、クルーズも楽しみます。また、ホストファミリーとの対面式を行います。
- 2月22日: ホームステイを通して、家庭での日本文化をさらに学びます。
- 2月23日: ホストファミリーとの歓送会を行い、その後東京都へ移動します。
- 2月24日: プログラムの成果報告会に向けたワークショップを開催、最後の日には参加者が訪日中の感想を発表します。
- 2月25日: 日本から帰国します。

交流を通じての目的

このプログラムは、日本とインドネシアの海洋関連分野での協力関係を構築することを主な目標としています。特に若手社会人が参加することにより、将来的な問題解決や発展に向けた新たなビジョンを共有する機会が提供されます。また、文化交流の一環として、参加者が日本についての理解を深め、現地の生活に触れることができる良い機会となっています。

各ホストファミリーとの交流は、言葉の壁を越え、異文化理解を促進する重要な要素です。インドネシアから来た若手職員たちは、ホームステイを通じて日本の家庭の文化や生活習慣を直接体験し、親しみを持った視点で日本への理解を深めていきます。

お問い合わせ

本プログラムに関する情報は、一般財団法人日本国際協力センター（JICE）にお問い合わせください。プログラムの詳細や参加者の感想など、さらに深い情報が得られます。

公式サイト: 素晴らしい国際交流のために

この歴史的な交流の一歩は、未来の国際関係に大きな影響を与えることでしょう。特に、インドネシアとの海洋技術や文化の共有は、今後の環境問題などの解決にも寄与することが期待されており、その効果を見逃す手はありません。日本、インドネシア両国がともに成長していく姿を、多くの方に知っていただきたいと思います。