鬼サウナと新パフォーマンスを楽しむ登別グランドホテルの魅力

標高の高い温泉街で新たな魅力を発信！

登別温泉は、日本屈指の温泉地として毎年多くの観光客を迎え入れています。特に、豊富な湧出量と9種類の泉質を誇るこの場所は「温泉のデパート」とも称され、その魅力を一層引き立てています。そんな登別温泉にある「登別グランドホテル」では、鬼をテーマにしたユニークな「鬼サウナ」が大人気となっており、新たにランチメニューとしてセイボリーとスイーツの2種のパンケーキが登場しました。

鬼サウナの人気の秘密

「登別グランドホテル」は1938年から続く老舗ホテルで、地獄谷の伝説を受け継ぎながらも、最近のコロナ禍での影響を乗り越えるために約1億円を投じて大規模リニューアルを行いました。目玉として注目されている鬼サウナは、松尾大さんがプロデュースした高機能かつ情緒的な価値を持つサウナで、特に「鬼サウナ」はその熱さ110度という設定が特徴で、訪れる人々にユニークな体験を提供しています。

鬼サウナの入り口には「鬼の金棒」があり、内部には鬼や熊をテーマにした装飾が施されています。そのため、まるで異世界にいるかのような体験ができ、訪問者に強い印象を残しています。特に、サウナブームに乗って20〜30代の若いお客様が多く訪れるようになり、SNSを通じた情報発信が新たな集客につながっています。

新登場のパンケーキメニュー

また、登別グランドホテルでは、温泉街で増加するランチニーズに応えるべく、「ユーカラ」というカフェで新たに2種類のパンケーキメニューを提供開始しました。チーズソースをかけたセイボリータイプのパンケーキは1,980円（税込）、スイーツタイプのパンケーキは1,650円（税込）で、どちらも330円でドリンクセットにすることができます。温泉で温まった後、カフェでほっと一息つくのも素敵ですね。

地域活性化への取り組み

登別グランドホテルを運営する栗林商船の5代目、栗林広行さんは、観光業界の危機をどうにか乗り越えようとつねに新しい策を考えています。彼はサウナがもたらす新たな付加価値を見越し、地域の魅力を引き出すサウナプロジェクトを立ち上げました。その結果、従来の温泉と食事だけでは内容に限界があると考え、新しい体験を提供する「鬼サウナ」が誕生しました。このような取り組みは、温泉街全体の活性化にも寄与しているようです。

また、今後は滞在型観光や教育旅行にも力を入れ、訪れる人々に新しい価値を提供することを目指しています。地域の特色を最大限に生かし、観光や宿泊をより魅力的にしていくための取り組みは、訪れるすべての人に喜ばれること間違いなしです。