SHIROと愛別町の協定
2025-08-27 17:38:18

SHIROが愛別町と手を結び持続可能な森づくりを推進

SHIROと愛別町が結ぶ新たな協定の意義



2025年8月27日、株式会社SHIROは愛別町と「愛別町森林(もり)づくりと活用に関する協定」を締結しました。この協定は、SHIROが地域の自然環境と共生しながら、持続可能な社会を実現するための重要な一歩です。

SHIROの森との関わり


北海道長沼町に位置するSHIROでは、道産の木材を使用した宿泊施設「MAISON SHIRO」が人気を集めています。この施設には、愛別町のカラマツやシラカバが使われ、環境に配慮した設計がなされています。SHIROの企業活動は地域の森林に多くの恩恵を与えています。

また、SHIROのこだわりから生まれた「旬シリーズ」には、愛別町の自然から得られる素材を活用した製品が揃っています。特に、昨年の「ヨモギ2024」は、自生のヨモギを活かしたスキンケア商品として、予想以上の人気を博しました。

愛別町の農林業における挑戦


愛別町では、福山農林合同会社の福山寛人さんが、耕作と森林保全の両立を目指して取り組んでいます。彼は、森を健やかに保ちながらヨモギを収穫する方法を模索し、地元の資源を有効活用する姿勢を貫いています。

このような地域の動きを背景に、SHIROと愛別町は協力関係を結び、共に未来に向けた森林づくりに取り組むこととなりました。

協定内容とその影響


今回の協定により、SHIROは愛別町へ企業版ふるさと納税を通じて5年間にわたり支援を行うことが決まりました。この寄附金は、愛別町の森林整備に使用されることになります。愛別町では、野生動物の生息地を守りながら、地域資源を新たな方法で利活用していく方針を掲げています。

具体的には、以下の3つの取り組みが進められます。

1. 森林整備事業
環境保全を重視した手法で森林を整備し、在来種の保護を図ります。これにより、ひとが訪れることで新たな価値を見出せる森林空間が創出されることを目指します。

2. 森林利活用事業
木材以外の資源、例えばヨモギの加工や樹木の蒸留などにまで視野を広げ、地域経済や観光振興につなげます。愛別町を森林サービス産業の発信地とすることが狙いです。

3. 教育および情報発信事業
学校教育において森林を教材にした取り組みや体験型ワークショップを行い、次世代に森林の大切さを伝えます。こうした活動を通じて、森との関わりを深め、広く情報を発信していきます。

未来への約束


この協定を通じ、SHIROは愛別町の森の保護と育成を内外に広げていきながら、持続可能な地域経済の振興にも寄与していく方針です。森林の重要性を感じ、未来の子どもたちに豊かな自然環境を引き継ぐために、SHIROは引き続き努力を重ねていきます。

最終的に、SHIROは「治す」ことを念頭に置いた森づくりへと邁進し、愛別町とともに、人々の暮らしと自然環境の調和を図ることを誓います。


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