宇宙を感じる家具が大阪・関西万博に登場！『宇宙タンクベンチ』の魅力とは

宇宙を感じる家具が大阪・関西万博に登場！

2025年4月13日から、大阪市の夢州で開催される「2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）」。その中で特に注目されるのが、&SPACE PROJECTが手がけた「宇宙タンクベンチ」です。このベンチは、宇宙ロケットの試験用燃料タンクをリメイクして作られており、まさに宇宙からインスパイアを受けたユニークなプロダクトです。

&SPACE PROJECTの取り組み

&SPACE PROJECTは、宇宙産業が盛んな北海道を中心に、ロケット開発に利用された素材をアップサイクルして新しい製品を生み出すプロジェクトです。この取り組みには、道内のさまざまなものづくり企業やクリエイターが参加しており、「宇宙をもっと身近に」をテーマにした数々のプロダクトが誕生しています。これまでには「宇宙タンクベンチ」の他にも「宇宙シェルフ」などの製品が、私たちの暮らしに宇宙を取り入れることを実現してきました。

大樹町を拠点とするこのプロジェクトでは、1985年から「宇宙のまちづくり」を掲げています。大樹町を中心に宇宙産業に関連する企業によるものづくり体験や、道東エリアの自然や文化を感じるツアーが予定されています。これは、生涯にわたる学びを提供しつつ、多くの人々に宇宙の魅力を体感してもらうことを目指しています。

宇宙タンクベンチの魅力

「宇宙タンクベンチ」自体は、使用されなくなったロケットのヘリウムタンクの部分を再利用して製造されています。このベンチを通じて、宇宙開発の一助となる資源の有効利用が進められています。デザインもシンプルでありながら、宇宙を感じさせる仕上げが施されており、インテリアとしての機能も果たしています。

また、&SPACE PROJECTは、大阪・関西万博の「Co-Design Challengeプログラム」にも参加しており、ここでのコンセプトは「大阪・関西万博を契機に、これからの日本のくらし（まち）をつくる」というもので、これに従った革新的な取り組みが評価されています。

これからの宇宙と私たちの暮らし

&SPACE PROJECTの活動は、単なる商品開発に留まらず、宇宙関連の産業促進を図り、私たちの暮らしの中に宇宙を取り入れる新しい試みです。ロケット廃材を使ったプロダクトは、持続可能な社会の実現に向けた一歩として、様々な世代に受け入れられつつあります。

今後も、&SPACE PROJECTは多くの人々に宇宙が身近な存在であることを感じてもらうための活動を続けていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ公式の競技サイトをチェックしてみてください。生まれ変わった宇宙の素材がどのように私たちの生活に取り入れられ、どのように楽しませてくれるのか、その目で確かめてみる価値があります。