大ベストセラー「不便なコンビニ」シリーズが登場
このたび、ローソンの書店併設型店舗にて韓国の大ヒット小説「不便なコンビニ」シリーズが発売されることになりました。原作は、韓国で累計170万部を突破した人気作で、2024年本屋大賞翻訳小説部門では第3位に輝いた話題作です。
心温まるストーリー
「不便なコンビニ」シリーズは、ソウルの非常に寂しいコンビニを舞台に、孤独や心の傷を抱える人々のつながりと再生を優しく描写しています。オムニバス形式で書かれたこの小説では、各キャラクターの人生における出来事が交差していきます。登場人物たちが寂れたコンビニ「ALWAYS」に集まり、心の癒しを求める姿に、多くの人々が共感しています。
最初の作品「不便なコンビニ」では、元教師のヨムさんとホームレスの独孤(トッコ)との出会いが描かれています。彼は失った記憶と言葉に苦しむ中で、コンビニの深夜シフトの店員として働くことになります。ALWAYSの常連客たちは、彼の存在をどのように受け入れていくのか。ここの視点もこの小説の魅力の一つです。
そして続編の「不便なコンビニ2」は、仕事を辞めた独孤の後日譚を描いています。ここでも新たな登場人物や、さらなる人間関係の構築が展開され、読者は続編でも人の優しさと不器用な生き様に触れられます。
全国のローソンでの特別販売
この2作が、全国に展開する「ローソン・スリーエフ」(9店舗)および「ローソン マチの本屋さん」(16店舗)で販売されることが決定しました。特にローソンと書店が併設された店舗での販売は、非常に注目されており、書店も訪れる新たな楽しみとして注目されています。店舗では、著者のキム・ホヨン氏によるオリジナルメッセージも展示され、より一層作品の魅力が引き立っています。
販売店舗の一覧
- 大磯国府店
- 綾瀬上土棚店
- 海老名杉久保店
- 厚木毛利台店
- 南橋本店
- 上溝番田店
- 相模原富士見町店
- 保土ヶ谷駅ビル店
- 鎌倉台店
- 鴨居駅東店
- 狭山南入曽店
- 日立駅前店
- 向ヶ丘遊園南店
- 碧南相生町三丁目店
- 神戸ジェームス山店
- 江津敬川店
- 田子町店
- 石巻相野谷店
- 越前芝原店
- 岐南町伏屋五丁目店
- 立山町役場店
- 相武台前南口店
- 滑川森林公園駅前店
- TXアベニュー守谷店
- 内子五十崎インター店
韓国の人々に愛される理由
「不便なコンビニ」は、韓国国内では人と人とのつながりの大切さや、相手を思いやる心を描いたヒーリング小説として、多くの読者に支持されています。ウェブトゥーン化や舞台化もされており、「Kヒーリング小説」という新たなジャンルの誕生の一因としても評価されています。
この作品を通じて、人間関係や再生の物語だけでなく、私たちの身近であるコンビニが持つ特別な意味を再認識するきっかけになれば幸いです。ぜひお近くのローソンを訪れて、この心温まる物語を手に取ってみてください。