地方創生に向けた議論が熱を帯びる!秋田でフォーラム開催
9月29日に秋田市で、「地方創生2.0対話フォーラム@北海道・東北ブロック」が開催されました。このフォーラムは、全国各地で地方創生に取り組む関係者が一堂に会し、地域の実情や成功事例をもとに議論を深めることを目的としたイベントです。
開会挨拶から始まる活発な議論
フォーラムは、伊東良孝新しい地方経済・生活環境創生担当大臣の開会挨拶でスタートしました。続いて、秋田県知事鈴木健太氏が来賓として出席し、地域に対する期待を込めた挨拶を行いました。
その後、岸田里佳子内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局の内閣審議官から、「地方創生2.0基本構想」について解説がありました。この基本構想は、地域経済や生活環境に新しい風を吹き込むための政策で、非常に重要な内容が盛り込まれています。
トークセッションの多様なテーマ
フォーラムのメインイベントであるトークセッションでは、参加者が二つのグループに分かれ、それぞれのテーマに基づいて意見交換が行われました。ひとつは「いきいきとした暮らしを目指してー生活サービスの維持向上ー」、もうひとつは「農林水産業の未来に向けてー農林水産品の高付加価値化ー」となっており、道県からの代表者が具体的な取り組みを紹介しました。
トークセッションⅠでは、伊東大臣も壇上に上がり、各地域からの提案や苦労話に耳を傾け、講評を行いました。特に、自動運転バスやドローン配送を活用した事例や、地域住民が主体となった買い物拠点の設置など、非常にクオリティの高い報告が寄せられました。
トークセッションⅡでは、青森県のりんご産業の生産性向上を目指す事例や、次世代水産業の展望についての意見交流が活発に行われました。農商工連携によるブランド化の取り組みも紹介され、各県の思惑が色濃く反映されていました。
会場の熱気と次回の案内
会場はほぼ満席状態で、登壇者の情熱的なスピーチに多くの参加者が引き込まれ、地方創生の重要性を再認識する機会となりました。参加者は各自の経験や知識を元に、地域の未来について建設的な議論を交わしました。
次回のフォーラム、東海・北陸ブロックは10月27日に福井県立大学永平寺キャンパスで開催されます。詳細や参加申し込みについては、特設ホームページをチェックしてみてください。
このように、地方創生に向けた多様な取り組みが発表され、地域間連携の重要性が強調される中、各地域の力を結集して新たな挑戦に向かう姿勢が見られました。皆さんもこの運動に参加し、自分たちの地域をより良いものにするためのアイデアを考えてみてはいかがでしょうか。