北海道札幌市に新たな認知症グループホームがオープン

新たに誕生した認知症グループホーム

2025年12月1日、北海道の札幌市に「愛の家グループホーム札幌西岡」がリニューアルオープンしました。これは、株式会社ケーサポートが運営していた認知症対応型共同生活介護事業所をメディカル・ケア・サービス株式会社が譲り受け、新たにスタートを切ったものです。

愛の家グループホーム札幌西岡の基本情報

この新しいグループホームは、札幌市豊平区の西岡四条に位置し、木造2階建ての快適な居住空間を提供しています。定員は18名で、利用料金は月額149,501円（介護保険自己負担分別）となっており、食事や水道光熱費を含む各種サービスが利用可能です。冬季の暖房費も別途必要ですが、住み良い環境が整っています。

初の試みと地域への期待

メディカル・ケア・サービス株式会社は、全国で370以上の介護事業所を展開しており、この北海道での新しい拠点は、同社にとって大きな意義を持つものです。北海道における「愛の家」は、今回で13事業所目、札幌市内での開設は5カ所目となります。

譲受した事業所では、これまでのご利用者様がその方らしく生活できるよう、生活のパートナーとして寄り添いながら、認知症ケアのノウハウを活かしたサポートが行われます。これにより、地域の高齢者福祉の推進にも寄与することが期待されています。

メディカル・ケア・サービスの使命

メディカル・ケア・サービス株式会社は「認知症を取り巻くあらゆる社会環境を変革する」というミッションを掲げ、認知症のある方々がその人らしい生活を送れるよう支援しています。同社の活動を通じて、地域社会全体が一つになり、高齢者が安心して暮らせる環境を創り上げることが目指されています。

その中で「愛の家グループホーム札幌西岡」は、新たなスタートを切ったわけですが、地域のニーズに応じたサービスを展開し、より多くの高齢者がその人らしく生活できる創造的な環境を提供していくことが期待されます。

今後の展望

今回のグループホームのオープンは、メディカル・ケア・サービス株式会社にとって新たなエリア進出となります。これまでの実績を基に、さまざまなニーズに応じたサービスを提供することで、より多くの高齢者やその家族に寄り添った支援を行っていくでしょう。また、北海道全体で「愛の家」を展開することにより、合計で13カ所を超える認知症サポートの拠点が形成され、地域貢献を強化する構えです。

この新しいグループホームの誕生は、地域の高齢者福祉を一層充実させるものとして、多くの期待が寄せられています。住み慣れた地域で、認知症を抱える方々がその人らしく暮らせるよう、今後の活動から目が離せません。