宇宙とビジネス、未来をつなぐ架け橋
北海道では、宇宙ビジネスのさらなる発展を目指すイベント、「北海道宇宙サミット2025」の参加申込の受付が始まりました。このサミットは、2025年10月9日と10日の2日間にわたり、帯広市のベルクラシック帯広で開催されます。今回の開催は、北海道宇宙サミット実行委員会によって実施され、実行委員長である小田切義憲氏が主導となって行います。
イベント概要
「北海道は挑戦の舞台。宇宙を描こう。」をテーマに、今回のサミットでは、内容を大幅に拡充し、15のトークセッションや講演が予定されています。特に1日目は、ロケット事業者や海外の宇宙港事業者が集まる宇宙ビジネスが中心のコンテンツが展開される予定です。2日目には、人材の育成や確保に特化した交流の場が設けられます。カンファレンス終了後は、一部の登壇者や参加者が集うMEETUP(交流会)を開催し、さらなるネットワーキングの機会が生まれます。
登壇予定スピーカー
8月26日時点で既に5名のスピーカーが登壇予定で、彼らはそれぞれ宇宙に関する専門的な知識を持つ著名な人物です。内閣府の風木淳氏や、株式会社スペースシフトの川上勇治氏、本田技術研究所の櫻原一雄氏、経済産業省の髙濵航氏、そして宇宙輸送システム株式会社の畑田康二郎氏が参加し、彼らの豊富な経験をもとに講演が行われます。
開催日時と場所
- - 日時: 2025年10月9日(木)9:00〜20:00、10日(金)9:00〜16:00
- - 開催場所: ベルクラシック帯広(帯広市西2条南35丁目1-27)
参加について
参加者は各日800名を予定しており、参加費はカンファレンスが無料、MEETUPは1名10,000円となっています。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトから参加申し込みを行ってください。オンライン配信も行われるので、現地に行けない方も参加しやすい環境が整っています。
北海道スペースポート(HOSPO)の役割
さらに、北海道には民間の宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」が存在し、宇宙関連産業の集積を目指す拠点となっています。大樹町は、40年以上にわたって航空宇宙産業の誘致を進めてきた地域であり、その環境が宇宙産業の聖地となることを期待されています。近年、国内外の企業がHOSPOでのロケット打上げを計画しており、北海道が宇宙ビジネスの新たな拠点として注目を集めています。
まとめ
北海道宇宙サミット2025を通じて、宇宙ビジネスの未来を見据えた議論が交わされることで、地域の活性化や新しいビジネスの創出が期待されます。宇宙に興味のある方々は、新しい挑戦の舞台に参加し、未来の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。ぜひ、ご参加をお待ちしています!