地域に根ざした活動の未来を応援する「産直ドミノ基金®アワード2024」
宅配ピザの国内最大手、ドミノ・ピザは、2025年2月26日(水)に「産直ドミノ基金®アワード2024」の受賞団体を発表しました。このアワードは、日本の農林水産業に関連する地域活動を支援することを目的としています。受賞したのは、埼玉県の「NPO法人みのり」、群馬県の「特定非営利活動法人中之条コネクト」、神奈川県の「株式会社さがみこファーム」、東京都の「特定非営利活動法人くにたち農園の会」、徳島県の「JA徳島県牟岐女性部」、熊本県の「菊池農業高校SDGs研究班」の6団体です。
ドミノ・ピザは、地域に根ざした活動を支援するために、35団体からの応募の中から、特に優れた取り組みを行っている団体を選出しました。アワードは、農業、林業、水産業に関連するさまざまなテーマでの活動を評価し、総額350万円の賞金が贈られます。
アワードの目的とテーマ
「産直ドミノ基金®アワード」は、「ニッポンの生産者の今と未来を応援する」をスローガンにしたプログラムで、以下の5つの重点テーマに基づいて行われています。
1.
農福・林福・水福連携:障がい者や高齢者が農業や林業、漁業に携わることで社会を共生させる取り組み。
2.
若手従事者:次世代の農業の担い手を育成するプログラムの実施。
3.
スマート農業・林業・漁業:技術を駆使して、高品質な生産物を実現する取り組み。
4.
子どもと農業・林業・漁業:子どもたちに食と農の大切さを教える活動。
5.
地域と農業・林業・漁業:地域課題の解決につながる活動。
受賞団体とその活動
受賞した各団体はそれぞれ異なる視点から日本の農林水産業の発展に寄与しています。例えば、埼玉県のNPO法人みのりは、視覚障害者が農業に参加できるよう支援するプロジェクトを実施しています。群馬県の中之条コネクトは、若者向けの農業インターンプログラムを通じて次世代の農業人材を育成しています。
さらに、神奈川県のさがみこファームは、過疎化が進む地域でのソーラーシェアリングによる農業を推進し、多様な雇用機会を提供しています。東京都のくにたち農園の会は、地域の水田を利用した子どもの教育プログラムを展開し、地域への愛着を育んでいます。また、徳島県のJA牟岐女性部は、地元産品を活用した地域振興を行い、熊本県の菊池農業高校SDGs研究班は、持続可能な地域社会づくりに向けた竹資源の利用を進めています。
地域との連携と今後の展望
今回のアワードでは、全国から35団体の応募がありました。選考委員会は、選出された団体の多様性と意義ある取り組みにも高く評価し、地域の発展に寄与する活動としての価値を確認しました。ドミノ・ピザは、今後も「産直ドミノ基金®」を通じて、日本の農林水産業を支える取り組みを継続していく方針です。
このように、地域に根差した活動は、農業や水産業の持続可能な未来に寄与しており、今後ますます期待が寄せられています。受賞された団体の取り組みを応援しつつ、ドミノ・ピザも地域と共に幸せな未来を築いていくことを目指しています。また、皆様にも、身近に感じられるこうした活動にご関心を持っていただければと思います。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。