シタテル、荒井建設とタッグで新しいワークウェアを誕生
北海道旭川市に本社を持つ荒井建設が、衣服・ライフスタイル製品のデジタル生産プラットフォームを提供するシタテル株式会社と手を組み、革新的なオリジナルユニフォームを開発しました。ここで注目されているのは、今回のプロジェクトが建設業界向けワークウェアの初めての試みであるという点です。
建設業界の「3K」イメージを一新
長年にわたって、建設業界は「きつい・汚い・危険」の「3K」の印象が支配してきました。このイメージを払拭し、より魅力的な業界としての姿を伝えることが、今回の意義です。1894年に設立された荒井建設は、「かっこいい会社になろう」という理念を掲げ、2019年からはデザイン経営を本格的に始めました。そして2023年、ユニフォームの全面刷新に着手し、その中でシタテルの協力を得ました。
デザインに込められた想い
この新しいユニフォームをデザインするために、同社の社内クリエイティブチーム「MATOU」が主体となりました。単なる作業服を超え、着用者の意識から周囲への印象までも考慮し「かっこいい」と感じてもらえるデザインを追求しました。
シャツは、ストレッチ性の高いさらっとした生地を使用。夏の暑さでも快適に着ることが可能で、光沢を抑えた品のある質感が特徴です。首周りにも工夫が施されており、第1ボタンまでしっかりと閉めても違和感がない仕上がりです。
ジャケットは、スタイリッシュな切り返しデザインがアクセントとなっています。選ばれた色は高級感のあるグレー。胸から腰にかけての大き目のポケットは、スマートフォンや文房具を整理しやすいように設計されています。
ブルゾンは、チンストラップの取り外しによってスタンドカラーにもなるため、さまざまなシーンで活用できます。さらには、胸元には小型手帳「野帳」にぴったりとフィットするポケットを配置。大ぶりのロゴは、着用者が自社の「広告塔」であることを意識するためのデザインです。
新しいユニフォームの反響
新ユニフォームは社内外ともに注目を集めています。素材やデザインに対する細かなこだわりは、特に若い社員たちに高く評価されており、「帰宅後に家族に褒められた」という声も寄せられています。このことは、社員たちのプライドや一体感を高める結果につながっています。
特に採用面では目に見える効果が出ています。新卒採用説明会でこのユニフォームを披露すると「ここまでかっこいい会社は初めて見た」「自分もそのチームに入りたい」との声が相次ぎ、新卒採用イベントの参加者数は前年比で約10倍に増加しました。
シタテルの今後の計画
シタテルは今後も建設業に限らず、製造、物流など多岐にわたってワークウェアの企画・開発支援を展開していく予定です。これにより、さらに多くの業界でブランドイメージを向上させ、より多くの人々に魅力的な職場環境を提供できることを目指しています。
新たな時代に入りつつある建設業界。荒井建設のユニフォーム刷新は、業界全体のイメージを高める一助となることでしょう。今後の展開にもぜひ注目していきたいですね。