新しいセキュリティ研修のカタチ、カードゲーム『スリーナンバー』
11月14日、株式会社セガ エックスディーが新たなセキュリティ学習カードゲーム『スリーナンバー ~CSIRT vs HACKER~』を販売開始します。このゲームは、プレイヤーが“ハッカー”と情報セキュリティ専門家である“CSIRT”に分かれ、ハッキングとセキュリティ対策を併せて戦うというものです。
サイバー攻撃の実情を体験できる
ゲームは、ランサムウェアやアカウント乗っ取りといったよく見られるサイバー攻撃を基にしており、対戦を通じてプレイヤーはその危険性を認識しつつ、実際にどのような対策が有効かを学んでいく設計になっています。これにより、従業員がセキュリティに対する意識を高めるだけでなく、自分自身の情報も守るための知識を得ることができるのです。
企業におけるセキュリティリスクの高まり
最近では、企業活動におけるサイバー攻撃が増加しており、従業員一人一人のセキュリティ意識を向上させることが急務となっています。しかし、従来のセキュリティ研修は一方通行の講義に留まりがちで、受講者の理解や関心が乏しいという課題があります。本ゲームは、そんな企業の問題を解決するために考案されました。
ゲーミフィケーションの力
『スリーナンバー』は、セガサミーのグローバルセキュリティ推進室と共同開発され、近年の研修スタイルの不要な形式に挑戦しています。このゲームを導入した企業では、参加した従業員から高い評価を得ており、さらにシスコシステムズや日本電気株式会社(NEC)、株式会社ブロードバンドセキュリティなどが今後のセキュリティ対策に本ゲームを導入する意向を示しています。
ルールの紹介
ゲームは2つのルールで楽しむことができ、初心者でも遊びやすい「ビギナールール」と、戦略的な駆け引きが楽しめる「エキスパートルール」が用意されています。プレイヤーはそれぞれの立場で手札を駆使し、相手の狙いを推測しながら攻撃や防御を繰り広げます。
このようにして、プレイヤーはゲーム性を享受しながら時にハッカーの立場になってその視点からも学ぶことができ、セキュリティの必要性を深く理解する助けとなります。
まとめ
『スリーナンバー』を通じて、従業員のセキュリティ意識を向上させるだけでなく、未来のセキュリティ対策として企業活動を支える一助となることでしょう。セガXDはこのゲームを通じて、企業のセキュリティ部門や人事部門の課題解決に貢献していきます。
興味がある方は、ゲームの詳細や価格について、
株式会社セガ エックスディーの公式サイトでご確認ください。