スタバとコメダ、Z世代のカフェ利用実態を解析
2026年3月、Z世代のカフェ利用についての調査結果が発表されました。株式会社MERYが実施したこの調査では、全国約1,000名のZ世代におけるカフェの利用頻度や好意度が明らかにされました。
カフェ利用のスタイル
調査によると、Z世代のカフェ利用では「1時間以内」の滞在が約7割を占めるという結果になりました。特に「30分〜1時間以内」の利用が39.6%で最も多く、続いて「30分以内」が28.4%という結果に。これは、長居よりも目的に応じたショートステイを重視する傾向が強まっていることを示しています。更に、1回あたりの平均利用金額は「800円〜1000円」が最も多く、全体の半数が500円から1000円の利用範囲に該当しました。
利用頻度と好意度はスタバがトップ
次にカフェブランドの利用頻度について尋ねたところ、スターバックスが圧倒的な支持を受けていることが判明しました。「ほぼ毎日」や「週に数回利用する」という回答が最も多く、好意度でも特にスターバックスが33.4%で1位を獲得しました。ただし、好意度の総合評価ではコメダ珈琲が61.4%の支持を得ており、スターバックスに迫る形となりました。
メニュー選びに見る利用目的の違い
さらに「利用するときの主な目的」を質問したところ、スターバックスの人気メニューに支持が集中し、「期間限定メニュー」や「定番メニュー」に対する高評価が目立つ結果に対して、コメダ珈琲は「モーニングサービス」や「軽食、スイーツ」が好まれる傾向が強いことが分かりました。
これらの情報から、Z世代はメニューに応じてブランドを使い分けているとの示唆が得られます。たとえば、スターバックスではトレンド感を重視し、コメダ珈琲ではフードメニューに重きを置く傾向が見て取れます。
SNSが選ばれる理由
お店選びの情報源で特に目立つのは「SNS」です。個人のSNSを参考にする割合が30.6%、企業のSNSも26.9%と高く、選ばれる店の「体験の質」が重要視されていることが伺えます。一方で、「価格」よりも「混雑」や「騒音」、そして「スペース」が気にされており、Z世代ならではの選び方があることが分かります。
MERYの取り組み
この調査は、MERYに所属するコミュニティメンバーのリアルな声を反映させるために行われており、Z世代に特化した情報を提供しています。特に近日開催された座談会では、スターバックスが愛される理由について深掘りしており、今後もZ世代に関連するトピックを取り上げ続ける意向が示されています。
このように、Z世代カフェ利用のフルスイングとその変遷が見えてきます。スターバックスとコメダ珈琲がそれぞれに異なるアプローチで支持を集めていることは、今後のカフェ業界にも大きな影響を与えることでしょう。流行の移り変わりを見守りつつ、各ブランドの戦略がどのように変化していくのか楽しみです。