次世代リーダー育成
2025-03-19 17:37:17

次世代リーダー育成に向けた新たな教育モデルの探求

新たな教育モデルを目指す覚醒



2025年3月19日、NTT東日本と河合塾グループは、新しい教育モデルの確立を目指して、連携協定を締結しました。現代の教育環境においては、単なる知識の習得だけではなく、実際の社会問題に向き合い、解決に向けたプロセスを体験することが求められています。これに応じて、両社はリアルな体験とデジタル技術を融合したハイブリッド型の探究学習プログラムを共同開発することになりました。

教育プログラムの内容



この探究学習シリーズの第一弾は「医療編」です。北海道・札幌を中心に、NTT東日本が運営する総合病院や地域の診療所、医学研究施設の視察を通じて、中高生に地域医療の現状と課題、さらには最先端の医療技術を学ぶ貴重な機会を提供します。社会が抱える様々な課題を具体的に体験することで、参加者たちは主体的に考える力や行動する力を養います。

社会的背景と目的



近年、グローバル化や技術革新によって、教育の目標も変わりつつあります。OECDが提唱する「Education 2030」やPISAでまで評価されるグローバル・コンピテンスが求められる今、学生たちには自らが課題を見つけ、他者と協働して解決へ導く力が必要です。しかし、個々の教育機関だけでは、このような多様なニーズに応えられない現実があります。そこで、NTT東日本と河合塾グループが協力することで、他の教育機関では実現できないような学びを提供することが期待されています。

探究ツアー「医療編」の詳細



このプログラムでは、参加者が医療従事者と対話したり、医療機器に触れたりする体験を通じて、実社会の課題に直接アプローチします。さらに、事前学習、現地学習、事後学習の3つのフェーズで構成されており、デジタル技術を活用した学びの機会も組み込まれています。特に地域医療の持続可能性や医療資源の偏在について考えることで、学生たちの視野が広がります。

参加には協力体制が重要


本プログラムを実施するためには、地域行政や医療教育機関との連携が不可欠です。北海道庁や札幌医科大学等と協力しながら、将来的な地域医療の担い手を育てます。参加者は11名に限られていますが、それぞれが深く考察し、学びを深める機会となるでしょう。

今後の展望



今後もNTT東日本と河合塾グループは、デジタルとリアルの両方を融合させた教育プログラムの開発に取り組む予定です。この連携によって、次世代のグローバルリーダーを育成する新たな教育の形が見えてくるでしょう。教育機関は変わるべき時期に来ています。イベントやツアーを通じて、より多くの学生が主体性を持ち、変化を生む力を身につけることを願っています。

地元の地域医療に触れることで、より広い視野と社会貢献の意識を育むこのプログラムは、単なる学びの場ではなく、未来を築く一歩となることでしょう。


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