小清水町とOKULABの新たな取り組み
北海道・小清水町と株式会社OKULABは、まちづくりに関する包括連携協定を締結しました。この協定は、洗濯を通じた新しいライフスタイルの提案に基づき、地域住民にとってより良い生活環境を創造することを目的としています。
2023年5月28日に、公民連携プロジェクトとして新たにオープンした防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」。ここでは「日常時・災害時の居場所づくり」がコンセプトとなっています。OKULABはカフェ企画やランドリー監修を担当し、地域のNPO法人グラウンドワークこしみずと共に「Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノ」を運営します。この施設は、地域の防災拠点としての役割を担いながら、多くの人々に快適なランドリーサービスを提供する場としています。
洗濯課題の改善と地域活性化
OKULABが行うこのプロジェクトは、単なるランドリーサービスの提供にとどまりません。包括連携協定では、日常生活や災害時の洗濯に関する問題の解決に向けたさまざまな取り組みを進めています。
1.
幅広い世代の課題把握と改善
これまで地域に住む人々が抱えていた洗濯に関するさまざまな課題を理解し、その改善策を模索します。年齢や世代に応じたニーズに対応し、全ての住民が快適に過ごせる環境を整えていくのです。
2.
災害時の備え
万が一の災害に備え、洗濯手段の確保方法や災害発生時の連携の在り方についても検討を進めます。これにより、地域住民が安心して日常生活を送ることができるようにすることが目指されています。
3.
観光客の誘致
小清水町を訪れる観光客が快適に過ごせるよう、良好な洗濯環境を整え、滞在しやすい町としての認知度を向上させ、地域の魅力を広めていきます。
4.
地域の住みやすさ向上
この協定を通じ、地域住民の生活の質を向上させることを目指します。洗濯だけでなく、コミュニティ全体を活性化し、住みやすい町へと成長させていくのです。
5.
地域ブランドの向上
小清水町が持つ魅力を積極的に発信し、移住や定住を促進する取り組みも進行中です。地域ブランドの強化は、住民にとっても大切な要素でしょう。
OKULABのビジョン
OKULABは新たなランドリー文化を創出し、2023年現在、約300店舗のコインランドリーを展開しています。洗濯機が普及する日本において、プロユースの機器による高品質な洗濯が注目を集めており、家事の負担が軽くなる効果もあります。さらに、冬季には特に需要が高まる羽毛布団などの大物洗濯にも対応し、地域ニーズに応えていきます。今後も、お客様に満足いただけるサービスを追求するため、より豊かな洗濯のあり方を研究していきます。
この地域での取り組みを通じて、OKULABは小清水町の活性化と強い繋がりを持つことを目指して今後も活動を続けていきます。